連載 #6315の修正
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皆世がふてくされながら学校から帰ってきた。友世は姉を見るとすぐに何かあっ たとわかったが取り敢えず無視した。皆世は友世を「何があったか尋ねろ」と言わ んばかりに見つめていた。やがて友世が根負けして皆世をほんの僅かチラリと見る と、二人の視線が合った。皆世は説明し始めた。 「どうしても聞きたいって言うんなら言うけどね・・・」皆世は涙声で切り出した。 「ううん、別に聞きたくないから」友世は首を横に振った。 「私、今日内田先輩を門の前で待ち伏せしてたの。それで誘ったのよ」皆世は嫌が る友世にお構いなしに言った。 「もう聞きたくないって言ってるの、私も忙しいから。ね?」友世はうんざりした。 「学校の行事的には全然予定ない筈なのよ」皆世は遮る友世を無視して続けた。 「晴樹兄ちゃんに聞いてるから知ってるのよ。なのに内田先輩、『学校の用事で忙 しいから』だって」 皆世は泣き出した。友世は諦めて姉を慰めることにした。 「女ってのは失恋していく度に成長していくものなの、私も経験上言わしてもらう けど」 皆世は十歳の妹の頭をひっぱたいて去っていった。 (98/04/11)
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