連載 #6303の修正
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晴樹に部屋から追い出された友世が、晴樹に言った。「大丈夫よ。部屋で何して たかは絶対言わないから」 「何のこと?」廊下でその様子を見ていた皆世が尋ねた。 「大したことじゃないよ」晴樹は、どうせ後でわかることなら自分から白状してお いた方がいいと思いながら言った。「ただ僕が部屋でピアース・ブロスナンの真似 をしてたっていうだけの話だよ」 皆世は一瞬目を丸くして晴樹を見つめたが、やがて言った。「何だ、そんなこと か。友世! 駄目でしょう、お兄ちゃんの部屋に勝手に入っちゃ」 「いいよいいよ。そのかわりね」晴樹は人差し指を唇に当てた。 「わかってるわかってる、大丈夫」友世は太鼓判を押した。 二人の従姉妹は部屋から出ていった。晴樹は一息ついて机に向かった。やがてド アごしに二人の声が聞こえてきた。 「ピアース・ブロスナン!?」 「しーっ、聞こえるでしょ」 やがて二人の黄色い笑い声が晴樹の室内にまで響いた。 <本当に隠す気があるのか、おまえら> 晴樹は仏頂面をしながら思った。 (98/04/07)
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