連載 #5183の修正
★タイトルと名前
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話が見えなくなったので、今度はすっかり気の済んだフレイアさんが説明した。 と言っても事情は簡単で、フレイアさん達は宇宙生命体とおぼしき二人の親子を、 本部での治療によって完全な人間にして、ゆくゆくはこのコロニーの住人として戻す ために『保護』しようとしたのだけど、何か勘違いされ抵抗され・・・・気がついてみれ ばにせフレイアさんには逃げられ、カイはどこぞへ吹っ飛ばされた上に記憶の一部を 失ってしまうというていたらく。 もちろん、本部への定期連絡は続いていたのでフレイアさんとしては特に心配なか ったのだけど、つい最近の連絡によればなんと息子は女の子と二人だけの旅をしてい るというのだからさー大変。すっかり余裕のなくなっちゃった(なんでだろうね?) フレイアさん、職権を乱用しまくってカイがここへ戻ってくるように色々と工作した らしい。 そんな、少し危ない母の愛情が実を結んで、めでたくカイくんはこうして戻ってき た訳だけど・・・・ 「あなたのことも随分捜したんですけれど・・・・まさか3年もずっとここに居ただなん て、ちぃーとも思いませんでしたよ。まさに灯台下暗しですね」 さすが、とでも言いたそうな様子だけど、何を言っても自惚れに聴こえてしまうと 思ったのか、フレイアさんはそこで話を打ち切った。 「まあそういう訳でして、息子さんが待っておられますよ」 こうして、向こうでのびているカイくんのことは見事に無視されたまま、事態は一 挙に解決されてしまったのだった。
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