連載 #5091の修正
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「そっ、そうか忙しいんじゃかえって迷惑だね、それじゃ、ありがとう」 そう言うと 「あっ、あのちょっとだけだったら大丈夫です・・・」 それなりの下心があるのか、彼女は私の身分を知って態度を一変した。 「えっ、帰んなくていいのかね、家の人が心配しないかい」 「いいえっ、ちょっとだったら・・・それに両親とも帰りが遅いですから・・」 「そうか、じゃ、なにか御馳走してあげよう・・・なにがいいかな」 「あっ・・・はい、何でも、いいです。・・・・・」 歩きながら話している間も、ペニスはスキャンティの中で突っ張っている。 「君は高校生かね」 「はい三年です」 「ほう、じゃ来年受験だね、どこか受けるの」 「はい、無理だと思うんですけど、一応埼大を」 「ふうん、今年は前年より狭き門が予想されるから、しっかり頑張りなさい」 「私も、力にりたいが、立場が立場だからねぇ」 近所の喫茶店などに入ったら、彼女の知り合いに見咎められる恐れもあるため、ちょっ と離れた裏通りの喫茶店にはいった。 店内でも彼女は、黙ってうつ向いたまま、私の話をじっと聞いていた。 「・・・・それでね、森林公園の駅に行こうと迷っていたところで、君とぶつかったわ けだ、いやぁ、すまなかった」 「あの、急いでいたんですか」 「うん、あっいやいや、もういいんだ。仕事は大体かたずいたし後は家に帰って、来週 文部省に提出する入試問題の原案を考えるくらいだから」 「あっ、あのぉ・・・今度の入試、難しいんですか・・・」 「えっ・・・ああ、中身は教えられないけど、昨年よりはだいぶ難しいと思うよ、特に 数学と理科なんかは」それを聞いて少し落胆した様子だったが、まだ下心は捨てきれな いらしいことは、その表情からうかがえる。 私は、自分の受験界における権力のすごさを散々アピールすると、 と冗談めかしに言って別れた。 彼女の落胆した様子がありありと分かる。やはり何かを期待していたようだ。 帰路の電車のなか、私はぞくぞくするような気持ちでほくそえんだ。 (とりあえず、第一段階は成功、次は偶然を装っての再会だ。しかし、相手は高校生だ 、以前の戸田律子や坂本悦子のような中学生と違って世間を知っている、慎重にかから なければ・・・) それからおよそ一週間後の9月Y日土曜日、私は彼女の学校のそばからずっと彼女を尾 行し続けていた。 駅に着くと、友達三人のうちの二人が別れを告げて別のホームへと走っていく。 残った一人も、森林公園で下車した奈保子に、車内から手を振った。 私は急いで彼女を追い、改札を抜けた所で追い越した。 そして何気なく横を見た。
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