連載 #5086の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
弐ノ月は又、長い前髪を細く華奢な指で掻き上げた。そして話を続けた。 「神と言っても概念や空想の産物での神ではない。 実質上での世界を支配するという意味の神です。僕等は今、米国の全軍備システ ムを操作しています。ウイルスによる暴走というのは僕等がネットを通じて世界中 に流したデマです。世界中のどの場所のどの国も核攻撃によりメガ単位で殺戮する ことが可能なんです。 僕等は戦争を始めるつもりではない。唯、地球を綺麗にしたいんだ。人間という 悪を排除して・・・・・・。食物連鎖のピラミッド。人間は何処にも属していないがそれ は間違いだ。人間は全ての種を支配している。ピラミッドの中では頂点だ。 地球という社会は巨大な食物連鎖により成り立っている。しかし、科学を知った 人間は食物連鎖から外れた。地球という法則を否定したのだ。動物を殺し植物を刈 り無造作に消費し、大気を科学発展と称して汚す。これが悪といわないでなんだろ うか。 ボクは、ボクを含めた人間という存在自体が嫌いだ。 顔や身長で人を差別し、自分を肯定するための嘘ばかりつく。ボクもそうだ。 僕等はそんな人間を絶滅させるための存在だ。勿論、醜い人間という種のボクも 死にます。 今、何百という大型の水爆が世界各地に投下されるスイッチをおしました。地下 シェルターは無駄です。各地の地下シェルターを直接の投下地に選んでいます。日 本中にもあと1分少々で全面的な核攻撃をされるでしょう。 もうしばらくで全ての人間が消えます。 ボクを含めた、世界全部が、人の作った兵器で死ぬのです。ボクの話はこれで終 わりです。それでは・・・」突然、テレビ画面は、ザァーというグレーの砂吹雪に 戻った。「・・・け! こんなガキがこのハルマゲドン騒ぎを起こしたのかよ。馬 鹿らしい」そういうと佐野峡次はレジを蹴った。「・・・シェルターも駄目。もう 終わりだな・・・くそ!」そう叫ぶと徹の顔を殴った。徹は後ろに倒れる。そして 、立ち上がり佐野峡次を睨み返した。 その瞬間、光が全てを包み、消え失せた。徹は最後に母に会いたかった。 終
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「連載」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE