連載 #4841の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
以前に、このボードのメンバー(ヤングさんだったか)が、『机上観察学』という タイトルで、文章や養護に関する楽しい分析を書いておられた。私はそれらのログを 切り出しして保存してある筈だが、今すぐには見あたらず、読み直すことはできない けれども、大変参考になった。 その卓見には到底及ばぬながらも、私なりに気がついたことがあるので、些か述べ させていただくこととする。 これから書こうとする日本語文法については、中学生頃に学んだ僅かな記憶が頼り なので、今日では大きく変わってしまっていることもあろう。 しかも、私の知識はほとんど耳学問であり、参考書を調べずに文章を書く怠け者で あるから、あまり信用に足る見解とは言えない。 作文上の疑問点として、諸兄のお教えをいただければ幸いである。 1 サ行の活用 読ませる 読まさせる 使わせる 使わさせる 無論、前者(左側)が正しく、後者(右側)は間違いであるが、丁寧な言い方とし て後者を使っている人をよく見かける。 使わして 使わせて 【あげる】 持たして 持たせて 【下さい】 当然、前者は誤りで後者が正しい。 寝かして 寝かせて 【あげない】 困らして 困らせて 【やるぞ】 ちょっと考えて、やはり前者が間違い、後者が正しいと分かる。 遣わして 遣わせて 【家来を】 ずらして ずらせて 【体を】 これだと、前者が正しく後者は誤りである。 悩まして 悩ませて 【自分が心を】 【相手の心を】 狂わして 狂わせて 【自分で予定を】 【相手の予定を】 巡らして 巡らせて 【自分の想いを】 【自分が想いを】 この例になると、どちらがどうなのか一瞬迷ってしまう。 自動詞は、サ行五段活用 未然形: 悩ま「さ」ない 連用形: 悩ま「し」て 終止形: 悩ま「す」。 連体形: 悩ま「す」こと 仮定形: 悩ま「せ」ば 命令形: 悩ま「せ」 …?形: 悩ま「そ」う 他動詞は、サ行下一段(それとも、ラ行下二段)活用 未然形: 悩ま「せ」ない 連用形: 悩ま「せ」て 終止形: 悩ま「せる」。 連体形: 悩ま「せる」こと 仮定形: 悩ま「せれ」ば 命令形: 悩ま「せろ」(「せよ」) …?形: 悩ま「せ」よう 上記の活用表は口語文の場合であって、文語文では勿論違っている。 読者諸氏には釈迦に説法だが、私などよく混乱することがあり、また、動詞と助動 詞の区別がつかないことも多い。 昔は活用が6種類しか無かったが、何時からか7番目の活用が提唱されたそうで、 その名前も私は知らない。随分旧い頭なので、是非ご教示願いたい。 2 べし 元来は文語体の言葉で、『当然・適当・自発』などを意味する助動詞である。 未然形: べ「から」ず 連用形: べ「く」思う 終止形: べ「し」。 連体形: べ「き」だ(物・時…) 已然形: べ「けれ」ば 命令形: べ「し」 私の知識は怪しいが、本来、 「べき物と思う。」 と言う所を省略して、 「べきと思う」 という言い方が、既に定着し、認容されているのかどうか、私には分からない。 3 ざる やはり文語文由来の打ち消しの助動詞である。 未然形: ざ「ら」ましものを 連用形: ざ「り」き 終止形: ざ「り」。 連体形: ざ「る」時 已然形: ざ「れ」ど(ば) 上記のように、私が勝手に語幹と語尾に分けてみたが、 「ざるを得ない」 を省略して、 「ざる得ない」 と言うまでには、まだ抵抗がある。 以上は、私の即興文なので、間違い等があればご指摘いただきたい。 [1996年12月25日 竹木貝石]
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