連載 #4821の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
和巳はそう言って、自分を落ち着かせていた。 「ちょっと外に行ってくる」 伊集院はそう言って、部屋を出ていった。 行き着いた場所は、つり橋があった場所だった。伊集院はどうしても引っかか ることがあったのだ。それを確かめるためにここに来たのである。 伊集院は切られたつり橋を少しずつ引き上げた。切り口が見えてきたのは、引 き上げ初めてから10分後だった。 ↑「始めて」では 「これは……!?」 伊集院は切り口を見て言葉が出た。自然に切れた跡があるのだが、その上に、 明らかに刃物で切った後がついていたのである。伊集院はあの赤の物体が、人物 だったのではないかと、思い始めた。すると、あれが誰なのか、と言う新たな疑 問が伊集院の頭に現れた。 「もともと、このつり橋を壊すために切れ目を入れていた? と言うことは、誰 が死んでもおかしくなかったのでは? あの赤い人物は、無差別殺人を装ったの 装ったと推測する理由がどこにあるのでしょうか↑ か?」 伊集院はボソボソっと言った。 そして、部屋へと戻っていった。 「何処行ってたの?」 「つり橋を見に」 伊集院が手を洗いながら答えた。 「何かあったの?」 和巳が尋ねた。 伊集院は答えるべきか悩んだ。そして、 「なにもなかった」 伊集院はとっさにそう答えた。 「そう。夕食まで大分時間があるから、何かしない?」 和巳は質問の方向を変えてきた。 「そうだね、で、何するの」 伊集院がそう言うと、和巳は考え込んだ。 ↑和巳の心理に立ち入っている 考え込んだすえ、 「やる事ないね」 伊集院は和巳がそう答えると窓際によって、大声で笑った。 和巳はふてくされていた。 ↑和巳の心理に立ち入っている 夕食が始まったのは昨日と同じ7時だった。食事中、皆不安に思いながら食べ ているようだった。それでも、沈黙という厚い壁はなく、ある程度だが、言葉が 飛び交っていた。その言葉の中には、昼間のことについては何1つ出てこなかっ た。 「先生? 小説の方は進んでます?」 陽子が誠治に尋ねる。と、 「えぇ、まあまあと言うところですか……」 「もし良かったら、この本にサイン貰えます?」 陽子はそう言って、バックの中から1冊の文庫本を出した。 「えぇ、いいですよ」 誠治はそう言うと、陽子から本を取り、サインを書いて返した。 それから、陽子と誠治は、その本やその他の作品について話し合っていた。そ の他の人は、食事が終わると部屋へと帰っていった。伊集院も例外ではなく、部 屋へと帰っていった。 伊集院はそのままの格好でベッドの上に寝そべって、窓の外を眺めていた。和 巳は伊集院の部屋にはいなく。自分の部屋へと帰っていったみたいである。伊集 ↑何故、句点なんですか? タイプミス? 院は、いつの間にか眠りについていた。 月はこうこうと照っている。風はなく、窓を開けていると涼しい空気が流れ込 んでくる。音は何も聞こえず、静かな夜を楽しめる。 ↑伊集院が楽しんでいるのですか? 彼はつり橋の一件を殺人だと考えて いるはずだから、とても楽しむ気持 ちにはなれないはずですが 4 昨日と同じように、太陽の光で目を覚ました。伊集院は自分の隣にもう1つの ↑これはおかしい。伊集院は昨日、和巳に揺り起こされたはず 気配を感じた。伊集院は起こさないようにベッドから出て、その気配の正体を確 かめた。 「なんだ……和巳か……」 伊集院は足音1つたてずに部屋を出て、風呂に入りに行った。そして、また、 静かに部屋に戻って、いすに座って朝の空に見とれていた。 「うん? もう朝か……」 和巳はそう言いながらベッドから起き上がった。 「おはよう」 伊集院は和巳にそう言った。 「おはようー」 和巳はそう言うと伊集院の部屋を出ていった。和巳が部屋に戻ってきたのは3 0分以上経ってからだった。髪の毛を潤いを帯びていて、シャンプーの香りが部 屋中に充満した。 「そういえば、翔君。部屋の前に手紙が置いてあったよ」 和巳はそう言うと、伊集院に紅(あか)色の封筒を渡した。 伊集院はその封筒を和巳から渡されたとき、昨日見た赤いマントの人物の姿を 思い出した。伊集院は封筒を開けると、中から便せんを出して、文字に目をやっ た。 *************************** 魔術師が 赤い服着た魔術師が 一歩一歩歩みよる 夜深し 月光輝く部屋の中 人を殺しにやってくる 白い壁 赤い液体振りまいて 座り込んで動かない 魔術師は 壁の絵を見て真似をする そして闇へと去りて行く *************************** 伊集院は読み終わると和巳に、 「この館に、絵って置いてある?」 「うん、何枚か置いてあるけど……」 「白い壁が描かれているものってある?」 ↑手紙を素直に読む限り、「白い壁の描かれた絵」を思い付くのは不自然。 普通、「壁に掛かった絵」を真っ先に想起すると思います 「うん。あるけど……。それがどうかしたの?」 和巳か不思議そうに聞く。が、伊集院は和巳のそんな言葉を聞いてはいなかっ た。今、頭の中では便せんに書かれた4行の文についてで頭が一杯だったからで ある。 「何処にその絵はある?」 「確か、西部の2階の部屋だったと思うわ……」 和巳はそう答えた。 「正確な位置はわかる?」 「うん。真ん中の部屋よ。でも、今は菊子さんがあそこの部屋を使っているけど」 和巳のその言葉を聞いて、伊集院はまた、便せんに目をやった。<壁の絵を見 て真似をする>という1文が、妙に伊集院の頭か離れなかった。 「もしかすると……」 伊集院はそう口に出すと、急いで部屋を出た。階段をかけ降りて、西部の2階 へと上がっていった。真ん中の部屋の前に立つと、伊集院はドアをノックした。 「菊子さん。菊子さん」 伊集院はそう言いながら、ドンドンとドアをたたいた。しかし、一向として、 「一向に」がよいと思います↑ 中からは返事は返って来なかった。伊集院は急いで自分の部屋に戻って、和巳に、 「部屋の合いカギあるか?」 「うん。叔父さまの所に行けば」 ↑叔父なのか伯父なのか、はっきりしてください 「急いでそれを取ってきて、菊子さんの部屋に持ってきてほしいんだ」 「わかったわ」 和巳はそう言うと部屋を出ていった。伊集院もその後を追って、部屋を出て、 ↑和巳の後を追ってたら 菊子の部屋には行けません 菊子の部屋を目指した。 伊集院は菊子の部屋の前に来ると、再びドアをノックした。どれだけドアをノ ックしても、中からの応答はなかった。それでも、伊集院はドアを、壊れるくら い叩いた。和巳はまだ、その場には現れなかった。 和巳が合いカギを持って、菊子の部屋の前に来たのは、7分も後のことだった。 「早くカギを」 伊集院はそう言う。 和巳は急いで手に持っている合いカギを渡した。 伊集院はその合いカギを1本ずつ、かぎ穴に差し込んでいった。閉ざされたド アが開いたのは9本目のカギを回したときだった。伊集院はカギが外れると、ド アを勢いよく開けた。窓の近くに赤いマントを羽織った人物がいた。 ↑ こいつが犯人だとして、先ほど激しくドアをノックされたにも関わらず、 何をぐずぐずしていたのでしょう? 「あの時の……」 伊集院はその人物に向かって言う。 その時、その人物は窓の外へと消えていった。 「ヤローーー」 伊集院はそう言うと、その窓へと走り寄った。伊集院は窓の外を覗いた。そこ にはもう、その姿が無く、しかも2階である。ここの建物の高さは、一般的なも のと違い、ここの2階は一般の3階に相当する高さである。 「菊子さんは」 伊集院がそう言うと、和巳は部屋を見渡した。しかし、その部屋には菊子の姿 はなかった。 「絵は何処に?」 伊集院は尋ねる。 「隣の部屋よ」 ↑菊子の部屋にあると言っていたのに? 部屋の中がまたいくつかの部屋に 仕切られているんでしょうか? 和巳がそう答えると伊集院は、 「壁紙の色は?」 ↑何故、いきなり壁紙の色を言い出すんですか。さっきは壁の描かれた絵を 気にしていたのに 「白よ」 「まさか……」 伊集院はそう言うと隣の部屋へと向かった。 「和巳は来るな!!」 そう言って伊集院は、部屋のドアを開けた。 そこには、白い壁紙が赤く染まっていて、その下には変わり果てた菊子の姿が あった。絵は、その姿の直ぐ横に、象徴するかのように飾られていた。菊子は息 をしている気配は感じられなかった。 「どうしたの?」 和巳が部屋へ、入ってこようとした。 ↑和巳の心理に立ち入っている 「和巳、入るな! 時夫さんやその他の男の人をこの部屋に呼んでくれ」 「わかったわ」 和美はそう言うと部屋を出ていった。伊集院も和美が部屋を出た後、その部屋 ↑「和巳」の誤変換 を出て、リビングルームに行った。 5 「どうしたんです、伊集院さん」 時夫はそう言って、菊子の部屋に入ってきた。それは、和巳が皆を呼びに言っ 「行った」の誤変換?↑ た10分後のことである。時夫の後に隼人が、そして、幸助と慎治、誠治に幸夫 の順に部屋に入ってきた。その6人は、何でこの部屋に呼ばれたか、わからない と言う顔をしていた。多分、和巳は6人に何も言わないでここに連れてきたから である。 ↑文頭に「多分」とあるのだから、末尾は「だろう」辺りが適当では 「こんな手紙が、僕の部屋の前にあったんですよ」 伊集院はそういうと6人に手紙を見せた。その手紙を見たものは血の気が無く なったかのように顔を青くした。手紙を持った手が震え出したり、額に汗をかい たり、体全身の力が抜けたようになったりと、人それぞれだったが、皆一様に恐 怖を感じているようだった。 「なんなんだね、これは?」 幸夫が伊集院に尋ねた。 「予告状でしょう」 伊集院はそう答えた。 「予告状?」 慎治が聞く。 「気が小さい方は見ないほうがいいですが、となりの寝室を見てください」 ↑隣が寝室だとは一言も触れてな かったはずですけど
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「連載」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE