連載 #4805の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
染谷はポケットから手袋を出して手にはめ、晋太郎のそばで横 たわっている理恵の死体を触った。 「こちらの仏さん、晋太郎君はしっているのか?」 染谷が調べながら晋太郎への質問言う。 「えぇ、まぁ。”あいつ”の友だちでして」 「”あいつ”の。それは可哀相に。で、第1発見者は?」 「”あいつ”本人です」 晋太郎は染谷にやや暗い声で言った。 「そうか」 染谷は手袋をとり立ち上がった。 「染谷さん。ちょっと気になるものを見つけたんですよ」 晋太郎はそういうと、昨日見つけたフィルムを渡した。 「これは?」 「東道さんの部屋から発見したものです」 「それと”あの女性”の検死の結果は?」 染谷は手帳を出していった。 ↑検死結果について、読者に知らせるべき 「それともう一つ話しておきたいことがあるんだ」 理恵の死体を警察がもって帰ったのは、それから30分後のこ とである。しかし”あいつ”はその場に一行として姿を現さなか ↑「一向に」だと思います った。場合が場合のだけにと晋太郎は思い、部屋へと引き上げて ↑「の」不要 いった。 晋太郎は部屋の前まで行くと後ろから声をかけてくるものがい ることに気づいた。晋太郎は振り返るとそこには”あいつ”の姿 があった。晋太郎は”あいつ”を部屋の中にはいるように進める ↑「勧める」では? と、自分も中には行っていった。 ↑「入って」の誤変換? 「一つ”おまえ”にききたいことがあるんだ」 晋太郎はあまり傷つけないように気をつけながら言った。 「”あの女性”の死体を発見したときの皆の行動をもう1度教 えてくれないか」 「まず、理恵が後からきて、剛が倒れていて、あとの2人は私 が行くとその場にいたわ」 晋太郎は自分の想像が当たっていることを確認しながら次にき いた。 「他の皆には、”あの女性”の名前を言っていないか?」 「うん。まだはっきりとしてないから・・」 これは運がいいと、晋太郎は思った。そして、 ↑木戸の名を言ってしまっていても別にかまわないと思います 「”峰岸裕子”と言う女性をしっているか?」 ↑重要な手がかりなのに、読者への提示が遅すぎます 晋太郎は言うと、すぐに”あいつ”は、 「その子は剛の彼女よ」 晋太郎は自信に満ちあふれていた。あとはあの写真の結果次第 だった。 晋太郎は自分の考えを全て”あいつ”に話した。 「まさか、そんなことって・・・」 「まだはっきりとはしないんだが、多分・・・」 ”あいつ”は悲しみを隠せなかった。しかし、すぐに立ち直っ て、 「で、どうするの?」 ↑好きな男が犯人だと知らされたにしては、立ち直りが早すぎるような…… 「まだ、結果が出ないから、もう少し黙っていてくれないか?」 「いいわ」 ”あいつ”はそういうと、部屋から出ていった。 その後ろ姿は、何とも暗く悲しみをにじみ出していた。晋太郎 はこれでも結構気を使ったつもりだったが、これほどにまでショ ックを受けるとも思わなかった。 晋太郎は父親孝太郎に電話をかけた。 「もしもし、親父か」 「晋太郎か、何か」 「昨日言っておいたことはどうなってる?」 「ああ、今そっちに向かってもらっているよ」 「ありがとう。それともう一つ頼みがあるんだけど・・・」 晋太郎は孝太郎にその頼みを話し、自分の事件についての考え と、理恵について話した。 「わかった。明日までにそうしておく」 「ありがとう」 晋太郎はそういうと電話を切った。 そして5分くらいたったとき部屋の電話が鳴った。 「はい」 「染谷さんと言う方から、電話ですが」 「つないでください」 晋太郎がそういうと女中の声は消え、染谷の声が聞こえてきた。 「晋太郎君か。例のフィルムのことだけど」 「何か写っていましたか?」 「それがある2人とあの女性が写っているんだよ」 ↑二人とは誰と誰なのか、明かさないと読者にはさっぱり分からな い。加えて、染谷は剛のことも知っていたようですが、それはどの ようにして知ったのでしょう? 晋太郎はこれで事件解決だと思い、 「”あの女性”の死体ですけど何型でした?」 「O型だが。何か?」 ↑身元調べの過程が完全に省かれているので、血液型を持ち出されても、 読者には意味がありません 「いえ、ちょっと染谷さんに相談したいことが・・・」 晋太郎は染谷にも、孝太郎に言ったことを言った。 「わかった。全て、晋太郎君に任せるよ」 「ありがとうございます」 晋太郎は受話器の前でお辞儀をしている。 「じゃぁ、そういうことで。しっかりやれよ」 「はい」 晋太郎はそういわれて受話器を置いた。 そして、”あいつ”に電話をかけた。 「あぁ、”おまえ”か。明日の午前9時に、おまえ等5人を月 「5人」は変。祥子、剛、美香、稔の四人のはず↑ 光塚に集めてくれないか?」 「どうして?」 「事件の謎解きをするのさ」 「謎解き?」 「そう。この事件の犯人を暴いてやるのさ、明日、あの場所で」 あとで出て来る証拠写真があるのなら、↑ 明日まで待たず、すぐに逮捕すべき ”あいつ”は驚きを隠しながら、晋太郎の言うことに相づちを ↑祥子の心理に立ち入っています 打っていた。 「わかったわ、9時ね」 「ああ、それじゃぁおやすみ」 「お休みなさい」 晋太郎は電話を切って、明日のための事件整理を始めた。 そして朝がきた。 昨日の夜は月も姿を見せてはくれなかった。星の1つや2つは 見えたが・・・。雲の一部が少し明るくなっていただけの寂しい 夜であった。 今朝も鳥の鳴き声は健在だった。昨日よりもうるさいと晋太郎 は感じている。朝日は晋太郎の部屋を輝かしいほどライトアップ しいくれている。 ↑「してくれて」のタイプミス? 晋太郎はそんな清々しい雰囲気の中、目を覚ましたのである。 腕時計を見ると7時半をさしていた。晋太郎は布団から出ると顔 を洗って気持ちを引き締めた。 そして、昨日まとめたメモにもう1度目を通すと、いすに座っ て自分の中の事件の真相に照らし合わせて、シュミレーションし ↑「シミュレーション」が正しい てみた。 ↑後ほど明らかになる証拠から言えば、こんなことをする必要は全くない 「物的証拠も事実も全てが揃っているんだ。これで事件は解決 するんだ」と、自分に言い聞かせていた。 そして少し早めの朝食をとることにした。 朝食をとって少しの時間が余った。晋太郎は一足早く駅にある 人物を迎えに行った。 その人物は”木戸真理子”である。 ↑ここは””でくくる必要はないと思います 午前9時、”あいつ”は晋太郎に言われた通り月光塚に他の3 人を連れてきた。月光塚と言っても、祥子が1日目にキャンプを した高台に集まっていた。 晋太郎は1、2分遅れてその場に表れたのである。 ↑「現れた」では? 「まず、皆さんにここへ集まって貰ったのは、あの山荘で悲劇 的に起こった2つの殺人事件の謎と、皆さんがここで見つけた” 女性の死体”についてお聞きしたいことがあるのです」 晋太郎がそういうと、ある1人のものはあたふやとした。それ ↑「あたふた」のタイプミス? は自分に対して警告をしているようにそのものには聞こえたのか も知れない。 ↑ここでは犯人の心理に立ち入っていないのに、同じこの場面であとになると 立ち入っている 晋太郎はそれをよそ目にさっきの続きを話した。 「まず、カメラマン東道さん殺害事件について。これからお話 することにしましょうか」 晋太郎はそういうと一歩また一歩と歩みながら話の続きをし始 めた。 「何故、東道さんが殺されたのか?この疑問は真っ先に崩れま す。それはカメラであるものを写したのです」 祥子たちはただ黙って晋太郎の話を聞いている。”あいつ”は この話を1度聞いている。しかし、そんな仕種も表に出さないで 晋太郎の話を聞いている。 ほかの3人はただ漠然と立っている。手を後ろで組んでいたり、 前で手を擦り合わせたり、腕を組んで話を聞いていた。 「それはあなたたちが発見した女性と2人の人物が争っている 所が写っていたんだよ。 そのうちの一人は後から殺された理恵さんこと高藤理恵本人だ ↑手がかりの提示が遅すぎます ったんだよ」 「それは本当なの、おじさん」 ”あいつ”は思わずそう言った。他の3人は思わず目を丸くし 犯人の心理にまで立ち入ったことになる↑ た。目の前にいる刑事と自分たちの同級生の祥子が、親戚であっ たことに。そして、それに今まで気づかなかったことに。 「あぁ、本当だよ。引き伸ばしてみたら理恵さんだったよ。そ こで皆さんに、1つ尋ねたいことがあるのですが、よろしいです か?」 祥子達はまわりの顔色をうかがって縦に小さくうなずいた。 「この写真何ですが、見覚えありのせんか?」 ↑「なん」とすべき ↑「ありませんか」のタイプミス? 晋太郎はここで発見した女性の死体の顔写真を見せた。晋太郎 は始めこの女性の死体こそが”木戸真理子”だと思っていた。し ↑「初め」では? かし、その後の解剖などの結果からこの女性の死体は”峰岸裕子” のものだったのである。 ”あの時の女性”と、祥子は写真を剛たちに渡しながら言った。 ”剛の彼女”と答えたのは、他の3人だった。 ↑「剛以外の者」とした方が分かり易い。まさ か、剛自身まで「剛の彼女」と答えるはずはな いのだから
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