連載 #4802の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
部下は自分の手帳に書いてきたことを、ただ棒読みしていた。 なにせ、目の前にいるのは、新人狩りの晋太郎だからだ。ただ、 ↑この一文、部下の心理に立ち入っています 新人狩りをしているのではなく、訓練として行っているのである。 新人狩りとは「いらないものは捨てる、いるものだけを採用す る。努力無いものは必要ない」という考えをもとに、捜査一課に 配属されてきた新人を1人前に仕立て上げる影の努力者に与えら れた称号らしきものである。 「月光山か、で、そこには何があるんだ」 「ええ、(赤月光荘)という山荘がありまして、木戸真理子さ んはよく、その山荘を利用していたということです」 「赤月光荘」 どこかで聞いたことがあるように思えたが、ど こで聞いたか思い出せなかった。晋太郎はどこで聞いたかを思い 出そうとしていた。何か、重要なことのように思えたからである。 ↑この辺りは晋太郎の心理に立ち入っています。視点が乱れています そして、 「プルルルル、プルルルル」 捜査一課の電話が鳴った。部下の一人が受話器を取った。 「はい、捜査一課。手塚警部ですか?はい、いますが、少々お 待ち下さい」 部下は電話を保留にして、 「警部。所長から電話です」 ↑「署長」では?(以下同) 晋太郎にそう言った。 晋太郎はまたかと思って受話器を取る。 「はい。手塚ですが。はい、わかりました。では、後ほど」 晋太郎はそういうと受話器を置いた。机の上に広げていた、今 回の事件の書類を片づけた。それをカバンに入れると、晋太郎は 足早に部屋を出て所長室を目指した。 「コンコン」 ↑ノックの音まで括弧でくくらなくていいと思うんですが……(以下同) 晋太郎は所長室のドアをノックする。 「どうぞ」 中から聞きなれた声が返ってきた。 「失礼します」 晋太郎は所長室の中へとは言っていった。 ↑「入って」の誤変換? 「まぁ、そんなにかしこまるな、晋太郎。今は誰も入ってこな いから」 所長はそう言った。晋太郎と所長は親子なのである。 「そうだけどな、親父。これも一応形式だろ。守らないでいい のかよ」 「形式か。昔はそんな堅苦しいもの、あまりなかったからな」 「で、話の内容は」 「おまえはこの事件の担当だろ、ちょっと現地に行って、捜査 をしてきてくれないか」 所長の手塚孝太郎が、タバコをふかしながら言った。 「いいけど、また何で急に・・・」 「それは、”あいつ”があそこに行っているんだよ。今日から」 ↑祥子が行方不明事件の現場近くに行っているからと言って、ど うして晋太郎が現地に行かなければならないのでしょうか。そん な理由を持ち出すより先に、捜査を担当する者として当然行かな ければならないと思うのですが 晋太郎は今まで引っかかっていたものが取れた。そういえば、 確かに”あいつ”が言っていた。頭は良いくせにこういうときに 限って何回も念を押すように言うのだ。 「今すぐ行けって言うだろ?」 「我が息子、わかっているなぁ」 「親父が言うことくらいはな。それで、捜査報告は、どうすれ ばいいんだ」 「そうだな、実家に電話でかけてこい。それと、あっちで”あ いつ”に会ったら、やたらに声をかけるなよ。事件にかかわって でも見ろ、余計大変になるからな」 「わかってる。そんなのは」 晋太郎ずく警視庁を出て、車で山梨を目指した。 ↑「はすぐ」のタイプミス? 晋太郎が山梨県についたのは、夜中の4時だった。「月光山」 まではまだ少し距離があるようである。 「向こうで、あいつに会わなければいいんだが・・・」 晋太郎はそう思いながらハンドルを握っていた。”あいつ” がいるとややこしくなる。でも、”あいつ”のずば抜けた能力は、 ↑最後まで読んだ限りでは、ややこしくなったとは思えません 晋太郎も認めていた。 東京を出てから何時間経ったかわからなかったが、ようやく目 的地の「赤月光」が見えてきた。まだ、建物の姿ではなく、建物 の照明だけだった。 「赤月光」の玄関先に着いたのは6時だった。晋太郎は腕時計 を見てから車を降りた。 「いらっしゃいませ」 奥から女中が声をかけてきた。まだ朝早いというのに、せっせ と働いていた。刑事が忙しい忙しいと言っていても、ここの女中 を見ると何も言えなくなるなと、晋太郎は思えた。 晋太郎は今日からここに泊まるための手続きをして、女中の後 について歩いていった。 はっきりと言って、山荘と言うよりもホテルに近かい造りだっ ↑「近い」の誤変換? た。 「あのー、一つ聞きたいことがあるのですが・・・」 女中の後ろから晋太郎が言った。 「何ですか?」 晋太郎は胸ポケットから1枚の写真を取り出した。 「この女性なのですが、ここに来ていませんか?」 女中はその写真をじっくりと見て言った。 「ええ、この人なら今ここに泊まっていますよ。だけど、昨日 から返ってこないんですよ。 ↑「帰って」とすべき いつもなら、どこに行くからって言うのに、今回は何も言わな かったんですよ。おかしくありません?」 「そうですか・・・。それと、月光山ってどこの辺りにあるの ですか?」 ↑どうして泊まっている女性の名前を確かめないのでしょう? 「月光山なら、ここから10分もしませんよ。あそこは秋にな ると、いつもより景色が綺麗になるんですよ。」 ↑ミス? 句点不要 「そうですか」 晋太郎がそう話しているといつの間にか部屋の前に来ていた。 「ここです。結構な眺めですよ、この部屋」 女中はそういって部屋のドアを開けた。女中と晋太郎はそこで、 少し立ち話をしていた。そして、来た道を返っていった。 ↑「帰って」 晋太郎は荷物を置くと「月光山」へ向かうことにした。 晋太郎が「月光山」についたのは8時を少し過ぎていた。荷物 の整理やその他色々な事をしていたせいで、こんな時間になって しまったのである。 車を降り、辺りの情景を頭の中に入れた。「月光塚」という看 板を見つけた。そして晋太郎は、思うがまま歩いていた。 晋太郎は「月光塚」の辺りをグルグルと歩き回った。そして、 次の文と「そして」が連続しています↑ ふと下を見た瞬間、地面に血痕がついていることに気がついた。 そして、何かを引きずったあとのような跡もついていた。 ↑「あと」と↑「跡」が重複しています 晋太郎はその跡をたどって歩いていった。すると、その先は崖 になっていた。晋太郎は上から下を覗いた。森になっているらし く、仮に死体が捨てられていたとしても、まだ、あの森の中にあ る可能性もあると、晋太郎は考え、車で下に広がる森に移動した。 ↑「ある」↑が重複 その森は想像以上に茂っていた。到底一人で捜すのは無理だと わかっていた。しかし晋太郎は丹念にゆっくりと捜し始めた。 時間だけが刻一刻と過ぎていく。今まで朝日だった太陽が、今 際すっかり夕日に変わっていた。晋太郎は汗だくになりながらも、 ↑朝の八時過ぎから夕方まで、飲まず食わずで捜索したのですか? ”木戸真理子”かもしれない死体を捜していた。 陽が水平線に沈もうとしているときに、晋太郎は死体を発見し ↑地平線では? 大きな湖でもあったのでしょうか た。写真から判断して、”木戸真理子”に間違いないと晋太郎は 判断した。 晋太郎はその死体を背負って森を出て、もっていた携帯電話で ↑遺体を勝手に動かしてはだめ。刑事がこんな基本を知 らないはずがない 山梨県警に電話した。県警がこの現場に着いたのは、それから1 5分ほど後のことである。晋太郎は事細かに死体発見の状況を説 明したうえで、 「警視庁には、貴方が発見したと言ってください」 と、頼み込んだ。 「ええ、いいですが」 そういうと晋太郎は名刺を出して、 「何かあったら、ここに書いてある携帯に電話を下さい。万が 一つながらなかったら「赤月光」に電話を下さい」 ↑括弧内の括弧は『』を使うのが一般的です(以下同) 「わかりました」 晋太郎は死体を県警に引き渡すと、車に乗り込んで「赤月光」 へと戻っていった。 晋太郎は「赤月光」に着き次第、孝太郎の元へ電話をかけた。 「もしもし、親父か。たった今、”木戸真理子”の死体を発見 したよ。状況から見て、死んで間もないと見ているんだけど」 「そうか。わかった。おまえは少しばかり、そっちでの”木戸” の動きを調べてくれ」 「わかった」 そういって晋太郎は電話を切った。 廊下から聞きなれた声が聞こえてきた。 「まさか、女中が言っていた団体って、”あいつ”のことだっ たのか・・・」 晋太郎は恐る恐るドアを開けたようとした。 晋太郎はドアを少し開けた。そこから外を覗いた。そこからは、 聞こえてくる声の主はわからなかったし、姿すら見えなかった。 女中たちが、夕食の準備のため、山荘内を忙しそうに行き来す る。晋太郎の目にはそんな風景が、警視庁内の言葉のやり取りに、 どことなく似ていると思った。 そして、晋太郎は部屋を出て、ゆっくりと温泉にでもつかろう と、廊下を歩き始めた。心の中では、「”あいつ”と会いません ように」と、神にも祈るような気持ちになっていた。 部屋を出て数分後の出来事である。案の定、”あいつ”と、出 会ってしまったのだ。晋太郎は孝太郎との約束で、他人の振りを して声をかけなかった。”あいつ”も、声をかけてこなかった。 晋太郎はやっとの思いで、ふろ場の入り口についた。そして、 ドアを開けると、まだ先に道が伸びていた。そこは、この山荘の ↑「延びて」だと思います ちょうど真後ろに当たる場所である。邪魔するもののない、見晴 らしのよい場所だった。 晋太郎が温泉につくと先客がいた。晋太郎は静かに服を脱ぎ、 音を立てずにお湯につかった。 「こんばんは。初めまして」 先客が振り向いて言った。 「こんばんは。とてもいい眺めですね」 晋太郎はぎこちなさそうに言った。 ↑この場面は晋太郎の視点で描いているのだから、「ぎこちなく」 とすべき
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