連載 #4444の修正
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>Re#1237>上水の消毒等>Maryはん /ねるめろ >★内容 > >》 水道の普及により消化器系の伝染病(腸チフス、パラチフス、コレラ >》、赤痢、疫痢)、トラコーマ、風土病その他の病気が著しく減りました >》。乳幼児の死亡率も減りました。その他保健衛生上数々の恩恵をもたら >》しました。平均寿命の伸びにも貢献しています。これはとても大事なこ >》とです。水道水は汚れた河川等から取水しているのですから、現実の問 >》題として塩素消毒は必須です。 > > そのとおり。河川の水を濾過し、上水処理をしてから給水する事で、あらゆ > る疾病の死亡率が減少します。上水を清浄に保つことは、保健衛生上必須の > 条項という事ですね。但し、上水を生成するにあたって塩素が必須だから使 > っているのか、というとそうでもなくて、実状はどうも「他の化学工業の廃 > 棄物として大量に生成され、安価に供給できるから」という事らしいです。 > > 従って、「必須」という言葉には「この価格で供給出来る為には」という条 > 件が必ずついてまわり、「塩素という物質の存在そのものが、上水生成の為 > に必須である」という記述は間違いであるといえます。 > > こうやって水道水が安価に供給されるという恩恵を捨てるというのも何です > が、塩素以外のもっと安全な物質で消毒出来るに越したことはないですね。 > >》 (末端での残留塩素は何PPM以上という >》基準になっています) ^^^^ > >そのとおり。末端では0.1ppm以上の遊離残留塩素があること、と水道法で定 >められている様ですね。しかしながらこれは「微生物学的な安全性」という >側面のみから定められた基準で、塩素そのものの環境・人体に対する安全性 >に言及した基準では無いのです。 > >つまり「この濃度以上の塩素が保たれていれば上水が原因となる細菌感染は、 >まずないよ」ということのみを念頭に置いた基準であると言えます。従って、 > >》 いえ、濾過により細菌は少なくなっていますが、より安全性を高める >》ために塩素を使っています。 > >は、塩素そのものの安全性を云々した記述とすれば間違いです。 > >》 有機物にも色々あり、どういう条件でトリハロメタンが生成されるの >》かが不明です。風呂水清浄剤の単一成分である「ジクロロイソシアヌル >》酸塩」では生成されるのかどうかということも不明です。それから生成 >》されるにしてもどれ程なのかということも不明です。 > > そのとおり、今の所不明だらけです。判るのは、トリハロメタンの構造や使 > われる元素、限られた条件での生成法等でしょか。不明だらけ。そんなに不 > 明なものを「生成しない」あるいは「安全だ」という基準とは、いったいど > んなものでしょう。 > > 昔その有害性が不明のまま使われていて現在では「有害」とされて使用禁止 > になった物質は山ほどあります。あの時チクロを食わなんだら・・、あるい > はあの時あんなにフロン使わんかったら・・なんていう後悔をしない為にも > ワケのわからないものは極力使わないに越したことはありませんね。フロン > だって開発された時は「無害」というフレコミだったのです。 > > ジクロロイソシアヌル酸塩ですか・・なんか最初から炭素基に塩素がひっつ > いてる様子ですね。クロロとともにシアヌルも、ちょっとヌルッとした感じ > で気になりますが、キリが無いのでやめときます。 > > そのとおり、もちろんそういう話にも、しようとすれば発展します。必要の > ないカルキ水道水は使用・排出しないに越したことはない。そういう観点か > ら見ると、Maryはんの「上水節約」という部分のみにおいては環境に対 > する影響が少なくなる良いアイデアだろうとも思えます。 > > ただ「風呂水清浄剤」を投入する事によって、その努力が文字どおり水泡に > 帰してしまうのです。もしも、節約されていた上水分以上の塩素がその一錠 > に含まれていたとするならば、少なくとも塩素による環境被害は通常の上水 > 使用時より大きくなる事になります。 塩素自体は微量ですし2〜3日汲み置きするだけで抜けてしまう代物 でそんなに害になることはないようですが、他のものと反応して発癌物 質を作るという話は他でも聞いたことがあります。でも、現在でも代替 になる消毒剤がないのでしょうね。今まで使ってきてそれ程の害悪がな かったことも確かですね。それよりも保健衛生上非常に役立ってきたと う恩恵の方が大きいですね。 この議論は、私の家が「風呂水清浄剤」を使って風呂水の再利用をす ることにより節水しているという話に対して、ねるめろさんが塩素と有 機物とが反応して有害なトリハロメタンが生成されるかも知れないから 環境には良くないかも知れないというところから始まりました。でも、 この条件でトリハロメタンが生成されるかどうかは不明です。そして、 生成されるとした場合にそれがどれ程なのかということも不明です。そ れで仮にそれがそんなに簡単に生成されるものとした場合、では、元々 塩素を含む水道水も、排水されて同じことを起こすのではないかと私が 言いました。流しからは塩素を含む水道水と有機物が混ざり合って排水 されていますし、私の家のように「風呂水清浄剤」を使わない家のお風 呂からも塩素と有機物の混ざった水が排水されています。また、排水さ れる先の下水道にも有機物が大量に流れています。つまりこの議論はも う意味がなくなったのです。「風呂水清浄剤」を使うことが特別に区別 して悪いこととは言えなくなったからです。後に残るのは節水効果だけ です。 私たちは水がなければ一日も生活できません。温暖化は今後も確実に 進行し、地球規模で「大渇水」と「大洪水」という両極端な異常気象の 頻発が予想されます。普段から節水の習慣を身に付けておくことが大切 です。 Mary(マリア)
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