連載 #4411の修正
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>【地球環境】酸素は少し多すぎた 細田 >★内容 > >『生命40億年はるかな旅・第1巻・海からの創世』(NHK取材班・NHK >出版)はなかなか面白い本でありました。 > >この中から地球環境に興味のあるかたに面白そうなところを引用してみましょ >うか。 > >・『自己組織化する宇宙』(芹沢高志・内田美恵訳、工作舎刊)の著者、エリ >ッヒ・ヤンツの記述によると、現在の大気中(構成比21%)や海の中に溶け >込んでいる酸素の量は、地球の歴史を通じて生産された全酸素量の、たった5 >%にしかすぎないという。あとは鉱物の酸化に使われた。ほぼ56%が硫黄の >酸化に、39%が鉄の酸化に使われた計算になる。(同書P56) > >・(35億年前から生き続けているシアノバクテリアは猛烈な繁殖力と酸素生 >成力がある。)エリッヒ・ヤンツによれば、成長が無制限という理想的条件の >下で計算すれば、1グラムのバクテリアが、今日の大気中に存在する全酸素を >生産するには40年あればすむという。(同書P59) このシアノバクテリアが「生命40億年と熱帯雨林」の中で言った 「35億年前、海の中では植物の祖先となる光合成を行うバクテリアが 現れ、大気中に今までになかった酸素という気体を放出するようになり ました。」 のことです。 「1グラムのシアノバクテリアで大気中の全酸素を40年で生産できる 」というのは、シアノバクテリアが環境から何の妨害も受けずに増殖し 続けたらというお話ですね。シアノバクテリアから35億年もの歴史が あるのに、人間は僅かここ数十年の急激な文明の発達で地球環境をここ まで破壊してしまったのですからこれは大変なことです。生命誕生40 億年から見ればほんの一瞬のことですから、生態系は進化する間もなく 滅び去ることが囁かれても何の不思議もないことです。 >とにかくこのシアノバクテリア、というのががんばり屋さん、ということです。 >昔は沢山大気中にあった二酸化炭素が、バクテリアによって「酸素」と「炭素」 >にわけられ、どちらも固体化されたため(特に酸素はほどほどに)、現在の大 >気圧と酸素の量があるわけで、これ以上二酸化炭素などとの関連を考えずに酸 >素を増やしたら、大気圧が高くなりすぎちゃう、ってこともあるかも。 植物は炭酸ガスがないと酸素を作れませんからその心配はありません 。それから大気圧は地球の質量とも関係してくるのでそんなに高くなれ ないんじゃないかと思います。 Mary(マリア)
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