連載 #4189の修正
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一連の報道を観ていると、麻原教祖という人物は独善的で目的のためには大嘘 をつき、手段を選ばず凶悪な犯罪を犯してきたと言えるが、ヒットラーのように 100%の極悪人にはなれなかったのだと思う。坂本弁護士一家失踪事件のよう にわざわざ現場にオームのプルシャを残したり、サリン事件の前に霞ケ関に加湿 器のようなものを置き去りにしたり、サリン散布に配布地域が限定される地方紙 を使ったり、書籍やビデオやラジオ放送等にサリン事件を匂わせるメッセージを 挟み込んだり、国松警察庁長官狙撃事件の前に警察を批判するオームのビラを配 ったり、「魔法使いサリン」なるサリンの製法を書いた小冊子をばらまいたり、 内部告発とも取れる謎の怪文書を配ったりと、随所に事件の予告や手掛かりのよ うなものを残しながらやってきた。彼は稀に見る極悪人なのだが、心のどこかに 罪悪感や人からの理解を求める心があり、その心が自滅的な予告や手掛かりを我 々に与えたのだと思う。彼はとてつもない野望を抱きつつ、こころのどこかで自 分を理解して欲しい罰して欲しいという願望を持っていたのではないだろうか。 だが、後1年これを放置したとしたら、日本は本当に危なかったかも知れない 。霞ケ関を中心に日本全国の都市に同時多発的にサリンが撒かれたら、日本はコ ントロール機能を失い内乱状態になったかも知れない。罪悪感を持ちつつも、彼 は本気になって日本や世界を壊滅させようと思っていたのだから。 ヨウジ
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