連載 #4182の修正

★タイトルと名前

★内容（1行全角40字未満、500行まで）
今回もさまざまなバラエティ番組で活躍している可哀想な教祖と可哀想な宗教につい て（その２）です。 ＊＊ ハリボテ教祖は何を思い考えているのか　＊＊ 　可哀想な人ですね。幼年時代、青年時代どんなことがあったのかわかりませんが、ど こかで屈折しているのだと思います。苦悩っていうのですか、最近ＴＶで見ているとそ んなものがわかってくるのですよね。その苦悩とは、毒薬を創っている（かもしれない 。とことん容疑は黒だけど、まだ黒になっていない灰色）としても、どうして創らなけ れ ばなかなかったかですよね。 　最終戦争（ハルマゲドン）後に、防衛のために創っていたとしても、仮想敵を圧する ためだとしてもなぜそんなものがいるのでしょうか。宗教は暴力で押えきれるのでしょ うか。そんなことはない。宗教とは心の傷を癒すためにあるのであって、物理的な圧を 加えるのは、力のファシズムそのものじゃないかと思います。 　そして、もう一方の考え方、この宗教法人に入っている者以外は滅ぶべきだ。腐りき った世の中を変えるためには皆殺ししかない。この考え方も可哀想ですね。だって、誰 でも破滅願望って持っているものです（だからこそノストラダムスの大予言が流行るの です。それは形あるものいつかは滅びるのごとく、いつになるか判りませんがいつかは 滅びがあるのを知っているからです。世紀末の特徴）。破滅願望に空想を走らすのは、 各自の自由ですし、誰でも多かれ少なかれ持っていますから、それは別にいいのです。 他人に迷惑のかけない範囲でなら多いに空想しなさい。ですが、それを実行に起こして はいけません。起こそうとするのなら、世界は広い、広すぎるものですから、それはす ぐに破綻してしまいます。それに、実行を起こそうとする非常に絶望的で暴力的な力を 持ち、それを行おうとする心性がある人は、本当はとっても可哀想な人なのです。 ＊　ハリボテ宗教の毒薬思想とは　＊＊ 　これも可哀想です。外には毒がまかれていると云われ、それを信じる心性（自閉）、 それによく考えてみれば『おかしい』ってこともマインドコントロールか何かでわから なくなっているですよね。もし、外に毒がまかれているとしたら、誰がまいているので しょう。自衛隊？　ＣＩＡ？　そんな馬鹿なこと（実際あれば怖いけど　笑）あるので しょうか。普通に考えてみればそんなことないと思わないのでしょうか。理性までもが マインドコントロールされているのですよね。自分の信仰だけしか信じられなくなって しまって、他のものはまったく信じられなくなっている。更に中に、Ｓ（スパイ）がい るって考えるようになっている。自分たちですら信じられなくなっています。そのうち に食事の中に毒が入っているって思いだすかもわかりません。そんな可哀想な人たちな のです。 ＊＊　矛盾幹部とは　＊＊ 高学歴のいいところのぼっちゃんなのに、可哀想ですね。頭もいい、就職も他の人よ りはるかかなたの上方にいる。これ以上ないっていう環境の中にいたのに、心の中は空 虚だったのです。恋人をもハリボテ教祖様にみつぎ、家族を捨て、すべてを捨て去って まで、宗教にそそく愛、そしてまつろは、野たれ死か？　それとも別荘行きか？　なぜ ここまでしてこれほどの言動力を持っているのでしょうか。 　頭のいい人ですから、教団の悪事はわかっているはずです。それなのに、ＴＶ局に言 われるまま、ほいほいとバラエティ番組に登場し、針のむしろに座らされる毎日。可哀 想な人です。 ＊＊　阿呆信者たちは　＊＊ この人たちも可哀想です。本当に心に安らぎを覚えている人は宗教などには走りませ ん。心に空虚なものを持っているからこそ、宗教に走るのです。それも過激な方向へと 、日本人に限らず、人間の心の中には神秘的なものに追求する心が宿っています。女の 子 が当たるかどうかわからない占いの本の夢中になるのもそうでありますし、雑誌『ムー 』で『わたしは戦士です。前世の仲間を探してます』（個人的に言わせてもらうとこう いうのはヘドが出そうで嫌）、そういうこの世に生きがいを持たずに、前世や選ばれた 民であることの優越感を空想の世界で信じるのも、世の中が空虚であるためです。そん な折りに、肉体的にも精神的にも鍛えられるものがある、それも簡単に入ることができ るって言われるとどうなると思います。そうですね。簡単に加入してしまいます。これ も人の弱さなのです。わたしは人の弱さは結構好きですよ。だたその弱さを付け込んで 利用するやり方は嫌いなのです。 　どうしても、わからないのは、どうして加入させるとしても、家財産すべてのものを 取るだけの組織が大事なのかってことです。これだけはどうしてもわかりません。 ＊＊　受け入れることができるだろうか　＊＊ 　人には感情と理性というものがあります。バラエティ番組ではこの阿呆信者たちを社 会復帰できるように受け入れてくださいとかいっていますが、はたして社会は受け入れ ることができるのかと考えてみると、難しい無理だと言えますね。それはどうしてか？ やはり理性では、受け入れようとしても感情面では怖いのです。一時の情けをかけると きはいいとしても、もしなんどきその人たちが何らかの理由でバックしてしまったとき のことを考えると躊躇してしまいます。もし親切で受け入れたとしても、一緒のお仲間 にならされてしまってはたまりません。だから受け入れることが困難なのです。 　バラエティ番組の方もそのことはよくわかっていて、何度も何度も同じことを言って いますよね。これは受け入れることの困難さがわかっているから、何度も言っているの です。 　感情は差別する心です。そして理性は差別をなくそうとする心です。人間はこの二つ の心を持っているから苦しんで嘆くのです。 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　大舞　仁
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