連載 #3993の修正
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からくも学校から逃げ出せたが、彼にはこれからどうすればいいか判らなかった いや、今現在自分のおかれた状況すら判っていなかったであるから、これからの 事なぞ考える余裕を彼に期待する方が無理と言うべきだろう。 しかし、辺りにパトカーのサイレンの音が響いてくると、彼は少なくとも自分が 今しなければならない事を悟った、逃げること、とにかく逃げきる事である。 サイレンの聞こえてくる方角と反対の方へ彼は走りだした。 走りながら、彼は母親の事を考えていた。 もう家へは警察はいっているだろう、突然訪ねてきた警官に自分の息子が殺人 既に家に警察は行ってるだろう、突然やってきた警官に自分の息子が殺人事件の 容疑者であると告げられ、母はどんなに嘆いているだろうか・・・・ 彼は母親の泣いている姿を思うと、何故か自分も涙がでてきた。 ちくしょう!ちくしょう!!ちくしょう!!! 何で俺が!?何で俺がこんな目に会わなければならないんだ!! 彼は走るのを止め、道ばたにうずくまると、声を出して泣いた。 通行人が訝しげに彼を見たが、彼は泣き続けた。泣くしかできなかった。 しばらくして、ようやく泣き止むと彼はよろよろと立ち上がった。 パトカーのサイレンの音は遠くでしか聞こえてこない事を確認すると 近くの電話ボックスへと入って行った。
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