連載 #3982の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
彼は追われていた。 追われる者、古今東西追われる者につきまとう宿命、それは逃げる事である。 彼は自分の宿命を呪った、一介の高校生である彼には重すぎる宿命だからだ。 だが、今の彼には自分の境遇を呪うゆとりは無かった、追手はすぐ側に迫って いた。 突然!!追手の車が目の前に現れた、眩しいライトが彼を照らす。 考えるより先に体が動く、とっさに傍らのゴミの山に身を隠す。 見つかったか!? 車は停車する事無く通りすぎた。 彼は追手の車のサイドに書かれた文字を読みとった。 「警視庁」 ・・・・・・改めて自分の境遇を再確認した、追われる身である事を、 そして、ほんの数時間前にわが身におきた事を思い出していた、あの 悪夢を・・・・・ ほんの数時間前、彼は間違いなく一介の高校生にすぎなかった。 朝、いつものように目覚め、いつものように登校し、いつものように授業を 受けていた、すべてはいつもの事だった。 授業が全て終わり、後はいつものように下校するだけだったが、一つだけ いつもとちがう事があった、それが悪夢の始まりだった・・・ 彼はクラスメイトに借りたノートを返さねばならなかったのである。 クラスメイト、大友しのぶ、彼女にノートを借りたのはこれが初めてでは ない、黒板より外を見ている事が多い彼には真面目にノートをつけている クラスメートは不可欠なのであった。 大友しのぶは陸上部に所属していた、部活が始まる前に部室でおちあい 借りたノートを返すのがいつも彼女とする約束なのだ。 だから彼はいつものように部室へ行き、ドアをノックした。 返事は無かった。 早く来すぎたのだろうか?、とりあえず部屋の中で待つ事にし、ドアを 開けた。 そこには「いつもの」風景は無かった・・・・・
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