連載 #3677の修正
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ソーマとキマイラ ここではソーマの言葉の由来とキマイラのつくり方についていってみます。 1 まずは資料 『アムリタ』 インド、甘露。文字どおりには「不死」の意。ヒンドゥの神話では生命の水。 乳海撹拌のさいには発見されたが、そのとき悪魔ラーフはその一滴をまんまと手に 入れ、それがためにヴィシュヌは、ラーフが完全に無敵になることを妨げるためにそ の首をはねた。 中略 アムリタは、おそらく、インドラ愛用の飲料であるソーマ(soma)と同一だと 思われ、まず問題なくアーリア人の侵入以前に遡るであろう行法の残響である。乳白 色の蔓草の樹液であるソーマは、発酵ののち、神々とバラモンたちの飲物に供せられ た。インドでは何もかも焼きつくすような太陽の恐ろるべき熱は、死を至らしめる力 であると見なされてきたが、これに対してソーマ−月であり、水適をもたらすもので あり、水界を制御するものである−は、生命の根源としての役割を担った。ヴェーダ には、「彼らはソーマを飲めり。我らは不死となりぬ。我らは光のなかに入りぬ。我 は神々を知りぬ」とうたわれている。 ソーマに気分を昴揚させる性質があるということは、古代の諸宗教におけるドラッ グの役割を思い起こさせてくれる。 世界神話辞典(アーサーコッテル著)より抜粋 つまりですね。ソーマとは神々の飲物と云われていますが、一種のドラッグに相当 するものだったんですよね。 インカ・マヤ文明でも、毒茸でみんなラリッって神との追体験を行うって方法があ るのと同じく、ドラックの力をかりて、うららららら、我はシャーマン。光が見える。 世界が揺れる。ひらひらひらひら、ラリッた状態では何でも幸せな気持ちになって神 との接触をあわせようとしたのです。 またインドラが愛好したと云われるソーマの方程式は、 ソーマを飲む→ラリッた状態になる→戦闘を続ける→敵に襲われる→身体が傷つく →痛点が鈍っている→痛くない→不死のようにみえることだったのですよね。 2 キマイラとソーマの関係(注 ゲスカンモード) キマイラというのはギリシャのキマイラからとったものなのですが、ここでのキマ イラは夢枕獏氏のキマイラのことです。 話のなかでは、ソーマはキマイラ現象を抑える薬(酒)となっていますが、それは ソーマ=古代の覚醒剤という構図から、世間に多くでまわっているシャブと同じく患 者の痛みを一時的に抑える効果はありますが、根本的な解決にはほど遠い物質である と思います。 それどころかこのうさんくさい出所からこのソーマは、早くキマイラになるんだ。 たくさんソーマを飲んでキマイラになってしまえという重大な事実が隠されているよ うに思えてなりません。 キマイラとは歪められた進化(ソーマ=月=ルナテック=狂)であり、歪んだ覚醒 剤を飲ますことで、より歪んだ進化をさせようとしているような気がします。 根拠 作者の趣味嗜好からです。キマイラシリーズを書いている作者は進化や螺旋 やアンモナイトや月に非常に興味を持っております。 (ソーマ=月 平凡社世界百科辞典のソーマの項参考、ソーマ=神の精液 ユング が書いていた) オチ(注 こうなったら楽しいゲスカン) 久鬼 =キライラの極限状況(最終進化)を読者の前に披露していただき、死んでも らう。このとき亜室の娘も一緒にあちらの世界に行ってもらう。 大鳳 =生きているのか死んでいるのかわからない状況の行方不明 ソーマと同意語のアムリタにもそういう意味はある。ムリ=死ぬの動詞語根 から派生した過去受動分詞アムリタ(死んでいない、死なないもの) 亜室 =元々の根源はこいつらだったということにして、しかもソーマが進化の毒で 親子 あったことが亜室親子の口から判明。久鬼が激怒、親を軽く(文庫の最後の 巻の最初の章あたりで)首をひねって殺す。娘は最後まで生かして置いて、 最後になってから特別美しい生首(サロメ)とする。 九十九=最後までヒーロ、これが終わった後、おにいさんと一緒に闇狩師に走る。 弟 .... 美雪 =かなり傷いたもののこれをばねとして、これからの人生をしたたかに歩んで いく。 菊池 =このキャラ面白い。最後であっけなく死んでもらう。むなしい道化だった。 最初から最後までかませ犬。 雲斎 =最後には被っていた仮面をぬいで、夢枕獏氏に出てくるおじいちゃんたちは 実は同一人物だったということになる。 大舞 仁 PS.夢枕獏さんこれ見てたら笑って許して〜〜
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