連載 #3574の修正
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アイデンチチーの話> この世は相対的に出来ていると言う概念はアインシュタイン氏がもたらしてくれた ありがたい視点だと思う。(物理学者で異議を唱える者は無視。)新聞によると、ワ ハハ本舗がアイヌ民族を馬鹿にしたコントを演じ、TVでオンエアされたそうである。 イヨマンテの踊りをおもしろおかしくアレンジしたワハハ本舗に罪は無いが、アイ ヌの神を冒涜するなら、仏教、天皇、イスラム教、身障者などなどを同レベルで冒涜 するくらいの事は朝メシ前なんだろうな、TV局さまよー。出来ないのであれば答え は自明である。マイノリティに対するいじめ、以外の何物でもない。言論の自由を叫 ぶ前に、天皇その他、絶対権力を冒涜してみなってーの。それが出来れば認めてやる わい。 国際社会になるにつれ、日本人でなくとも心の拠り所が必要となってくる。馬鹿は すぐに天皇や日の丸と言った偶像を崇拝して日本人でござい、と威張り散らす。そう 言う人を、馬鹿ナショナリストと言う。馬鹿ナショナリストは無批判、無条件に国を 愛す。違うんだよな。国境を越えて、エライ奴はエライんだよな。と言うわけで、ア イデンチチーはクニなんぞに求めず、生命、あるいはDNAなんかに求めると宜しい かと思いますね。 深夜プラス1> 飯田橋に、「BOOKS SAKAI深夜プラス1」と言う書店がある。ギャビン・ ライアルの同名小説をモトにしているわけですが、こうした命名って粋でいいですよ ねー。手元にある『ミステリ・ハンドブック』によると、かの小説の面白さの秘密は 「物語の枠組みが単純」で、「作品世界が濃密に展開される」事にあるという。そう、 基本的な設定なんぞは単純至極でいいわけだ。あとは人物を描く筆力なんだろうなあ。 ミステリを読む時、私は謎解きよりも人物描写に重きを置きます。極言すればミステ リに謎解きなんぞはいらない!ごく普通の捜査官が「明確な推理」(主人公はなんで もお見通しと言う、実際にはあり得ないパターンが多い)などせず、地道に調査し、 犯人を追いつめ、人生をかいま見るごく普通の捜査日記。これぞ上質の大人の読み物 の王道でありましょう。 随分前の「エラリー・クイーンズ・ミステリマガジン」(だったと思うが)で、日 本を題材にしたのがあった。タイトルは何だっけな、「heron」(サギ)とヘロインを 引っかけた言葉遊びのタイトルだったけれども、その短編の中で爆笑の箇所があった 事をふと思い出した。 犯人の父親か何かが、真相を知って驚く場面。彼のつぶやく言葉がこれです。 「KUDASAI,KUDASAI...」 最初、このオッサン何言ってんの?と思ったが、英語で考えれば分かりますね。 「PLEASE,PLEASE...」(何て事だ……くらいの意味でしょーかね?) と言ってたわけですね。何事にせよちゃんとアドバイザーがいないと駄目なもんで すね。ですから、創作に関しても結構辛口の評論をしあうと技術が磨かれると思いま すよ。
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