連載 #3524の修正
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11月18日以来休止していた『続・権力の陰謀』を再開し、『続・権力の陰 謀』ニュースB等をアップロードした12月13日夕方、信一は久しぶりにジョ ギングに出た。だが、早速いつも通る駅前に自転車の帝都警察官が待ち伏せして いた。帝都警察はもう既に信一がそれを再開していたことを察知していたのだ。 標的の動きに即応する帝都警察の情報網とは次のようなものだ。 1.張り込み直接監視による情報。 2.今までのこの家から色々なものが紛失している。信一の帝都中級試験の合格証 、前に言ったでっち揚げ事件に関係した旅の記録、熱帯魚、その他気付いてい ない何か・・・。このことから帝都警察はこの家の合鍵を手にいれているか、 または鍵を開ける道具を所持している。これによりまた新たな諜報機器の設置 を可能にしている。 3.電話盗聴。警察が良く使う手だ。住居の外で機器の設置が可能。 4.この家の各部屋に仕掛けられた盗聴器からの電波とその受信装置。その電波は 中継され比較的遠方からの盗聴行為を可能にしている。裏の監視小屋からも、 警戒中のパトカーの中でも、はたまた派出所でもそれを受信することができる ようになっている。 5.裏の監視小屋からの赤外線カメラからの映像信号とモニターテレビ。これもま た中継可能。 6.パソコンからの漏出電波の受信装置。近距離に受信装置を置く必要があるが、 中継は可能。 7.未知の秘密兵器。発信機、レーダーは従来から知られている監視兵器。それに 加え、この家は14年前に建て替えているので、最初からもっと強力な秘密兵 器の設置が可能だったはずだ。CTスキャナーのような、壁や床の中に受発信 を埋め込み、それらをコンピュータ制御することにより、住人の一挙一動を捕 らえることを可能にしているかも知れない。 11年位前から帝都警察等から数々の裏工作をされてきたが、信一は色々試し て見た。つまり自分の動静をどうやって知るのかということである。 ・ブレーカーを切り出かけたりして見る ・突然誰にも何も言わずに出かける ・電話せずに出かける ・偽の行き先を言ってから出かける ・撒いてから目的地へ向かう ・身の回りの電気製品の電源を外して見る ・壁の埋め込みコンセントを交換して見る ・電気の配線を変える ・窓にブラインドを取り付ける ・その他 だが、裏工作を止めさせる決定打はなかった。帝都警察にして見れば、もし一 つの諜報機器が働かなくなったら、別のもので補えば良いのだ。例えば盗聴器が 働かなくなったのなら、そのことはすぐ分かるから家の近くで直接監視をすれば 済むことなのだ。前述のように複数の諜報機器が設置してあるなら、それはより 一層容易になるはずだ。信一にして見れば電気等は生活必需品なので、それをい つまでも試し続けるわけには行かないという事情がある。よって徹底はできず、 今日まで来てしまった。つまり敵の思う壷になったのだ。 かくして帝都警察は豊富な情報網と人員を使って、まったく仕返しされること なく、信一に対する徹底した裏工作を続け、信一の20年を潰した。標的の性格 、行動パターン、弱み等を全て知り尽した上で、日々の動静を完全に掴みながら 、信一の全生活を妨害し続け、次々に会社を追い出し、完全な社会的孤児に陥れ たのだ。お負けに「不埒者」の烙印を押し、時には「精神異常者」扱いし、監視 下に置く口実を保持しながら、次第々々に追い詰めてきた。信一が抵抗すればす る程それを強化し、信一をより一層不幸な状況に陥れたのだ。 何の罪も犯していない、何の脅威でもない善良な一市民を対する権力による虐 めは、それがただならぬ理由であることを物語っている。 ヨウジ
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