連載 #3501の修正
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◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 便器内の「貯水池」 [11/27] ◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇ 皆さん、こんにちわ。洋式便器に溜っている水で溺死した友人が、あなたには 何人いますか? フヒハです。 今回は、洋式便器に溜った水(貯水池)について講義いたします。 普通の洋式便器の場合、水は、腰掛けた便器の後ろ側に溜っています。そして、 用を足したときの「物体」の落下地点あたりが「貯水池」の水際になっています。 皆さんは、「陸」と「海」の「境界線」が、なぜこのような微妙な位置にあるか ご存じでしょうか? 実は、これは洋式便器に正しく座るための「目印」となっているのです。少し 後ろに座ると、尻の穴から出た「物体」は、「貯水池」に“ポチャン”と気持ち のいい音をたてて落ちます。 皆さんの中には、この音を聞くと思わず、 「便器池や、汚物飛び込む、水の音」 と、「便器」を題にした俳句としては精一杯のものを一句詠い上げてしまう人が いるのではないでしょうか。そして、俳句の世界に精通していない人は、 「これはいける!」 と、とんでもない勘違いをし、1993年度第68回全日本俳句歌人新人賞にこ の作品を応募してしまうことでしょう。 しかしながら、この作品では佳作にすら選ばれません。第1節の字余りは許せ ても、季語がないから絶対に無理です。審査委員長も審査経過発表の席上で 「この作品に季語が入っていたらなあ・・・・・・、非常に残念!」 と悔やみ、作品的には優れていることを認めますが、賞はくれません。 しかしながら、このままボツにするのはもったいないので、新たに「審査委員 長特別賞」というのを設け、それを与えて俳人の栄誉をたたえます。 話は少しそれましたが、このように、正しい位置より後ろ気味に座ると、「物 体」は必ず「貯水池」にダイレクトに飛び込みますが、その時、「物体」の大き さ、硬さによっては、かなりの水しぶきが上がる場合があります。こうなると、 尻が「返り水」を浴び、濡れてしまいます(「大」の前に「小」をしていた場合 は、当然、「返り水」は純粋な水ではなく、「小」の水割りとなります。また、 肛門(あまり上品な言葉ではないので、今後は、日本古来からの校門の婉曲語で ある「菊門」を使います)が張り裂けるくらい太い「大」をした場合は、尻は文 字どおり「返り血」を浴びることになります)。 「貯水池」から跳ね返ってくる液体が何であるにせよ、これではトイレットペ ーパーの消費量が増えてしまいます。地球資源節約の観点から、これはあまり好 ましいことではありません。そこで、この対策として、皆さんは以下のいずれか を行ってください。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 対策1:「菊門」をすぼめ、細目の用を足す。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 対策2:「菊門」を水面に近づけて用を足す。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 対策3:「物体」を落下させるときに、ひねりを加える。 −−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− 対策1(「菊門」をすぼめ、細目の用を足す)の解説 「貯水池」に落とされる「物体」が細ければ細いほど水しぶきは上がらなくな ります。しかしながら、下腹部だけで、排泄の際に「物体」を細めるというのは 至難の技です。「菊門」をしぼめると排泄は行えませんし、排泄しようとすると 「菊門」が開いてしまうからです。この相反する行為を同時に行うことは理論的 に不可能なのです。 では、どうすればいいでしょうか? 皆さん、ちょっと考えてみてください。 頭のいい方は、もうおわかりですね。 そうです。 手を使えばいいのです。つまり、「菊門」を両方の手でしぼめたまま、いつも どおりの排泄を行うのです。 細くなっても、体積が変わるわけではないので、「菊門」をしぼめたまま排泄 を行うと、当然、「物体」は長くなります。ですから、質量の大きな「物体」を 「菊門」から出した場合、「物体」の先端が水面に達しても、最後尾はまだ「菊 門」から出ていないという状況が起こります。その時は、下腹部と「貯水池」が 固い絆(物体)で結ばれていることになり、あなたは腰掛けている便器に対し、 深い親近感を抱くことでしょう。 話は大きく変わりますが、ミカンなど酸っぱいものを食べたとき、口の中の唾 に「ねばりけ」が出てきます。このような状態で、口から唾を垂らすと、唾が3 0センチくらいに伸びても切れないで口からぶら下がっています。 この長い唾を一気に吸って口の中に戻すというのが趣味という人がたくさんい ます。 そういう人がよくやるのは、胡麻(ごま)粒を机の上に置いておき、その上3 0センチくらいの所に口をもっていき、ねばりけのある唾を胡麻の上に垂らして 接触させた後、一気に唾を吸い込むことです。これにより、手を使うことなく机 の上にある胡麻を口の中に入れて食べることができます。 皆さんの中には、口と唾を使ったこの高度な技「唾垂らし吸引法」の話を聞い て、 「そんなことして何になるんだ?」 と語気を荒くする人がいるかもしれませんが、そういう人は、自分ではできない ので、ひがんでいるのです。このような人は、過去に、おそらく、トイレで尻を 拭いているときに、床の上に仁丹が一粒落ちていることに気付いたのだけれども、 手が汚いので拾って食べることができなかったという、非常に苦い経験を持って いるのです。ですから、心の中では悔しくてしかたがないのです。たぶん、そう いう人は、さっそく今夜から、「唾垂らし吸引法」の特訓をこそこそと隠れて開 始することでしょう。 「唾垂らし吸引法」を身につけた後は、いろいろなゲームを楽しむことができ ます。 まずは、「ニヤピン・スリルゲーム」 このゲームは、読んで字のごとく、用を足した直後の便器上にねばりけのある 唾を垂らし、吸い上げるまでに、いかに唾の先端を「物体」に接近させることが できるかを競うゲームです。唾が「物体」に触れたり、唾が途中で切れて一部を 口の中に吸い戻すことができなかった場合は失格となります。 このゲームの一番難しいところは、唾を吸い上げるタイミングでしょう。早け れば、唾と「物体」の距離が長くて得点が低いですし、遅ければ唾と「物体」が 接触してしまいます。 さらに、「物体」は「菊門」から出たばかりのため、湯気が上がっています。 この湯気を吸ってむせんでしまうと、唾を口に吸い戻すタイミングを逸してしま い、失格になる可能性が大です。 この種目の公認世界記録は、カナダのG氏(「世間に顔向けできない」という 理由で匿名)が1990年にマークした0.24ミリです。未公認記録は、オー ストラリアのリチャード・スピットシット氏(「両親が教会でみんなからいじめ られる」という理由で偽名)が1992年に樹立した0.23ミリです。なぜ、 この記録が未公認なのかを説明します。インドネシアのジャカルタで開催された 第38回世界ニヤピン・スリルゲーム大会において、スピットシット氏がこの記 録を出したとき、観戦していた公認世界記録保持者のG氏が、審判団に猛然と抗 議しました。 「今のは、唾の先端が『物体』に一瞬触れたぞ!」 審判団は、彼の抗議を受け入れ、スピットシット氏を失格としました。この判 定に対し、スピットシット氏は腹を立て、審判団に詰め寄りました。 「触れてないよ!」 しかし、スピットシット氏がいくら抗議しても審判団は髟キいてくれません。そ こで、審判団の不公平な態度に逆上した彼は、ゲームで使用した便器内の「物体」 を審判団に向かって投げ始めました。 これには審判団もたまったものではありません。仕方がないので、審判団は、 判定を覆し、スピットシット氏の記録を認めました。もちろん、G氏は黙ってい ません。 「ずるいよー! ずるいよー!」 G氏はこう叫びながら床の上に寝っころがって駄々をこね始めました。 結局、この問題は、その場では決着を見ることができず、オランダのハーグに ある国際裁判所に判定が委ねられました。1993年11月1日現在、正式な判 定はまだ出ていません。 「唾垂らし吸引法」を使ったもうひとつのゲームは、「ピックアップ・コーン ゲーム」です。 このゲームも、読んで字のごとく、用を足した直後の便器上にねばりけのある 唾を垂らし、唾の先端を「物体」の表面にちりばめられているコーン(とうもろ こし)にくっつけ、唾を一気に吸い上げてコーンだけを拾い上げるという非常に スリリングかつエキサイティングなゲームです。 ちょっと汚いと思う方がいらっしゃるかもしれません。確かに、「物体」から 拾い上げたとうもろこしを直接口に戻した場合は、汚いかもしれません。しかし、 唾の先端で捕らえたとうもろこしを一回、便器内の「貯水池」に移動させ、そこ ですすいでから口に入れれば気休めにはなります。もっとも、「大」をしたとき に「小」もしていた場合は、「貯水池」でとうもろこしをすすいでいるときに 「小」の味付けがされてしまいます。 皆さんの中には、 「何だ、簡単そうじゃないか」と思う方がいらっしゃると思います。そういう方 のために、「ピックアップ・コーンゲーム上級編」がございます。「上級編」で は、とうもろこしが表面に顔を出している「物体」などは用いず、内部に含まれ、 外からはとうもろこしがどこにあるのか分からない「物体」を使用します。よく、 運動会などで、小麦粉の中にある飴を手を使わずに口でくわえるというゲームが 行われますが、「ピックアップ・コーンゲーム上級編」もそれと同じ発想から生 み出されました。 それでは、これから、いかにして「物体」内に隠れたとうもろこしを拾い上げ るかについて述べます。 ベテランの方がよくなさるのは、「物体」の表面に唾を何度も落し、「物体」 を崩して、中のとうもろこしを露出させ、その後、とうもろこしを唾ですくい上 げるという方法です。この方法は、言うまでもなく、「あさま山荘事件」で、警 察が馬鹿でかい鉄のボールを建物にぶつけたことからヒントを得たものです。 この方法は、「とうもろこし」を露出させるまで、かなりの時間を要しますの で、気の短い人には向いていません。短気の人がやりがちなのは、唾で「物体」 をまるごと拾い上げて口に入れ、歯と舌を使ってとうもろこしを分別し、不要物 (純粋な「物体」)を口から吐き出すという方法です。この方法は、誰でもでき るというわけにはいきません。これができるのは、「体力」「気力」「精神力」 の3拍子が揃った人だけです。 相変わらず、話がおもいっきりそれてしまったようですので、このへんで元に 戻します。 先ほどまでは、細い用を足したら「菊門」と「貯水池」が「物体」でつながる という話をしていました。 つながってしまえばこっちのものです。ふんばり方を調節することにより「物 体」の「貯水池」への浸水速度をさらに低く抑えることができ、水泳の飛び込み の中国選手のような、ほとんど水しぶきが上がらない用を足すことも夢ではあり ません。 (「掲示板(BBS)最高傑作集67」に続く)
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