連載 #3310の修正
★タイトルと名前
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帝都の城門が見えてきて、ウェルナー・クーンと少女は一息吐いていた。というのも この時代にあって、徒歩で帝都までルーインからやってきたのだから、その疲労はかな りのものなのだ。 上空を帝都防衛のために戦闘機が数機上昇していく。 ていた。何となく自分にぴったりとした感じがする。 「スー殿。どうやら着いたようですね。」 じさせた。 「どうやら、お別れですね。」 スーは少し悲しげにウェルナー・クーンに向かって微笑んだ。 彼も適当に光剣で間近の敵の腕を2、3本斬って逃げる事にした。今の帝国ならばどん な辺境の小村でも腕の接着くらいは訳はない。 この少女の遺伝子には面白い螺旋が潜んでいるのかも知れない。 ウェルナー・クーンはそう考えて苦笑した。昔の仕事をまだ自分が忘れていない事と 、その仕事を何故自分から放棄したのかを思い出したからだった。 っていた。眼前にいる田舎娘とて例外ではない。 「スー殿、最後の別れの前に顔を良く見せて下さらぬか。次にあったときに貴方の顔が 判らないのでは、、。」 鼻の頭をかきながら、ウェルナー・クーンは頼んだ。どうも彼は昔からこういう事が 苦手だった。 死んだ妻の事が思い出されて彼はまた苦笑した。 「顔ですか。」 きょとんとした表情でスーは真っ直ぐに彼を見て、自分がシールドに全身を覆ってい て、彼に一度も素肌を見せていないのに気がついた。 「判りました。」 何となく緊張した声になってスーは答えると、全身のシールドを解き始めた。 ウェルナー・クーンは横を向いてシールドを解いていく少女を見ないようにした。本 当にこの歳になって、しかも一度は妻をもらったにも関わらず彼は赤面していた。 「どうぞ。」 声がして、クーンは下を向きながら振り返った。 「申し訳ない、どうも私はふなれで、、。」 ゆっくりと垂れていた首をスーに向ける。 数刻の後、彼は首都の中の宿屋にいた。 スーという名の少女の事を彼は忘れねばならないと決心して、、、。 作、今井一郎(マジで浪人中)。
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