連載 #3260の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
まあ、11年前の仕事のことで今更言い訳してもしょうがないが、権力がこれ も一つの攻撃材料にしているから、もう少し詳しく裏の事情などを話そう。 その仕事とは”『権力の陰謀』 20.再始動”と”21.罠U”で述べた仕 事のことだ。 結果として、一システムエンジニアだった私が、最終段階までは やれずにプロジェクトから抜けた。 この結果だけを取り上げ、ことさらそれを 強調して、権力が迫害の口実の一つにしてきたことが度々あった。 裏工作でも これを言い含めてきたかも知れない。 まず、その仕事は全体としてかつて経験したことがない分野であり、また大き な規模のものだった。 経験豊富なプロジョクトリーダーの下に比較的経験の長 いサブリーダーが4人付いた。 その一人が私であった。 私の分担は比較的単 純で簡単な数個の部分システムとそれから本格的なもう一つの部分システムだっ た。 もう一つの分担が決まる前に、プロジェクトリーダーから部分システムの 仕様書を2つ見せられこう聞かれた。 「どっちにする」 私は両方の仕様書にざっと目を通した。 仕様書の厚みはどちらの部分システム とも同じ位で、物としても同じ位の規模と推測された。 ただ、片方は単純な処 理の集まり、片方は論理的に難しいのではないかと感じた。 私は難しい方を選 んだ。 そしてその仕様書の詳細な分析に入った。 しかし、仕様書にはほとん ど仕様を理解できる内容が含まれていなかった。 そして大分後になってから、 突然新仕様が届いた。 私はあっと驚いた。 仕様書の厚みが3〜4倍になり、 中身がまったく別物に変わってしまったからだ。 立場の弱い一派遣社員だった 私は、だからと言って文句も言えず、新仕様をまた一から読み始めた。 それか らそう日が経たないある日、サブリーダー会議が開かれた。 プロジェクトリー ダーを囲み、それぞれの分担分の規模(プログラムの命令数)を見積もる会議だ った。 私の分担分もまったく何の明確な根拠もないが、他の部分システムと大 差のない規模の見積もりに決まった。 もともと見積もれる時期でないときに、 何の前例も根拠もない仕事の見積をしたことになる。 この後設計が進み再度見 積もったときには当初の3〜4倍に膨らんでいたということは『権力の陰謀』の 中で述べた通りである。 それから、私のその分担分はメモリー(記憶場所)を沢山使うのに、全システ ム共通の処理がメモリーの大半を使ってしまうため、本来必要なメモリーより大 分少なくしか割り当てられなかった。 そのため、かなり無理な設計にならざる を得なかった。 つまり、処理速度を犠牲した、難しい設計にならざるを得なか った。 それから、メンバーの力も数も、仕事の難易度と規模には到底及ばず、とても 二人のメンバーでこなし切れる仕事ではなかった。 その後、サブリーダーであった私に過重な負担が長期間に渡り掛かった結果、 過労で職務継続が不可能になったことも『権力の陰謀』で述べた通りだ。 私は 心身の不調に耐えつつ、分担分のプログラムを終わらし休職に入った。 従って 、その後の全体試験までは立ち会えなかったわけだ。 ちょうどその仕事の大変な時期に、帝都職員による虐めが再開された。 その ため小説の章名が 20.再始動 〜社会への拡張〜 21.罠U 〜裏工作の始動〜 のようになったのである。 そして、その章名が間違いでなかったことを裏付け るように、権力による裏工作は次第にエスカレートし、警察、消防までが結託し て信一に襲いかかるのである。 ヨウジ 転載-41 93/08/24 フリーボード#7085他
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「連載」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE