短編 #1189の修正
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SIDE A 今日、久しぶりにあの子に会った。 中学の時、ボクが憧れていたあの笑顔は三年たった今も健在だった。 「久しぶりだね。元気だった?」 ちょっと大人びた声、そして温かな言葉。記憶の中の彼女が蘇ってくる。 そう、ボクは彼女の事を密かに想っていた。 きみがいただけでボクの心はそのぬくもりに包まれていた。 何気ない会話、友達とふざけあっている笑顔。授業中、しとしとと雨の降り注ぐ 校庭を静かに見ていた寂しげな横顔。 偶然を装って帰り道や休日の繁華街できみと会ったこともあったっけ。 ボクは、きみのすべてに恋していたのかもしれない。 でも……。 あの時は自分が幼くて言い出せなかった。 この恋が壊れることが怖くて、言葉に出すのをためらっていた。 でも、今なら言えるのかもしれない。 あの時言えなかったあの言葉が。 注:「SIDE B」と併せてお読み下さい。 なると@(柊) 1999
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