短編 #0970の修正
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ふと顔を上げて 前を見ると そこにあるのは 黒い道だけだった 道は僕の目の前で 静かな暗闇の中に消えているけれども それが果てしなく続く長い道であることを 僕は想って絶望するのだった ふと振り返って 後ろを見ると そこにあるのは 黒い海だけだった 海の中に見えるのは たったひとつの頼りなく揺れる光だけで あとはただ冷たい暗闇が延々と漂い 僕の心を凍えさせるのだった ふと立ち止まって 足下を見ると そこにあるのは 黒い崖だけだった 崖は僕の真後ろで 深い暗闇の底へ落ち込んでいるけれども 見ているあいだにもどんどん崩れ迫ってきて 僕を前に進ませるのだった
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