短編 #0924の修正
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漆喰の扉 何故なら、と 小窓を開ける サーカス小屋の前 松明が斜めに刺さる 道化師が丸く集う頃 漆喰の扉 どうして 五つの石を投げ込んだ 幾重なる波紋を知って 見上げた空の証しだと想う 漆喰の扉 中身の破れた猫の腹 街路手前の砂利道 計りの上の砂時計 黒鍵が曲がっていた 漆喰の扉 生ききること これでもか、って 失い求めること 著しく激しく、もっとも激しく 漆喰の扉 ゆつくりひらいてゆく [No.63]
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