短編 #0887の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
ここはどこにでもある学校のとある部屋です。今、この部屋で今年の文化祭の スローガンを決める会議が行われています。さてさて、どんな言葉に決まるので しょーか?彼らの話に耳を傾けてみましょう・・・・・・ 「今年はどんなんにしょーか?」 「ところで、去年はなんやったん?」 「Revolution〜かえたるねん、やったかな・・」 「んじゃあ、今年も英語を入れよーよ。」 「そうやなぁー。」 みなさんけっこーお気楽な人達です。こんなこと生徒会と数名の生徒と教師で 決めてよいのでしょーかね? では、ここで今回の主要人物2人を紹介しておきましょう。 *倉本 慎・・・20代後半で、数学教師。学生時代、特に英語と物理がひど かったらしい。 *松山 光男・・・30代前半で、英語教師。ギョーザが好きだとか・・・ 2人とも仮名であり、未だに独身・・・・・ おやっ!? そろそろ決まりそうですね。では、続きをどうぞ・・・・・ 「無邪気とか天真爛漫っていうのはどう?」 「それ英語でなんて言うん?」 「innocentちゃうのん? あれっ、innocenceやったかな?」 「名詞やからinnocenceやろ・・・多分。」 「あー、そうかも。」 しかぁしっ! ここで思いがけない言葉を吐いた男がいた。それは・・・・ 「無邪気はignoranceなんちゃうん?」 倉本 慎である。生徒が全員彼に注目する。 そこへ別の方向から 「それは無知やろ・・・・」 つっこんだのは松山 光男。英語教師の彼が言うのだから間違いない。 しーん。数秒であるが皆が沈黙に支配される。 しかし、それはすぐに大きな笑いへと変わる。「ignorance=無知」 その言葉はまるで今の倉本 慎の状態そのものを表しているようにも受け取れ、 そのせいもあってか、笑いはますます大きくなっていく。一方、彼はと言うと、 あ・・・赤く、トマトの限界を超えたかのような赤色に染まっている。 どうやら、決まるのはこの笑いが一段落してからのよーです。また、落ち着い たら見ることにしましょう。 それでは、このへんで・・・・・ P.S. 辞書を引いた結果、innocenceにも「無知」というイミはあります。 しかし、ignoranceには「無邪気」というイミはありませんでした。 おしまい
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