短編 #0816の修正
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ある国の王はあるとき、悪魔と契約して自分の未来を知ろうとした。 するとその悪魔は、隣国の王が彼の国を攻めて彼を殺すだろうことを告げた。 その隣国は小国で彼の国に敵するにも及ばず、信じがたかったが、 その国の旗が大挙して彼の国に攻め込んでいるのを悪魔に見せられて、それを信じた。 彼はすぐさま軍を起こし、隣国を奇襲して攻め滅ぼしてしまった。 彼は隣国の王の一族郎党を皆殺しにしてしまったが、王だけは取り逃がした。 彼は取り逃がした王のことが気が気でなくなったが、心配は現実のものとなった。 逃亡した王は別の国の剣客となり、兵を借りて攻め返してきたのである。 その王は兵たちに亡国の旗を掲げさせて大挙して彼の城を攻め上げ、 たちまちのうちに彼の国を滅ぼしてしまった。彼は捕まり、斬首された。 彼は殺されたのち、地獄へ送られることになった。 地獄の入り口ではあの悪魔が待ち構えていた。悪魔は笑っていた。 「ヒヒ、俺の言った通りだろう。 だが、もしあそこでお前が自分の未来を見なかったら、 この現実は永遠にやって来ない未来かもしれなかったんだ。 お前が求めてこの未来を見たから、この未来は現実になったのさ。 お前がもし未来を見なかったら、この不運も避けることができたはずなのにな」 彼は改めて、自分が悪魔と契約していたことに気づかされた。 E..
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