短編 #0749の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
海人/あらすじ 叙朱(ジョッシュ) 氷雨降る二月の有明の海に松造とサヨの父娘はタコ漁の舟を出す。サヨの母 ツネは、去年の三月に舟の転覆事故で死んだ。しかし、サヨはそのあまりにあ っけない死を受け入れられないままだ。舟が漁場につく。松造がタコ縄をたぐ る内に海が荒れ始める。焦った松造がサヨに櫓をあげるように指示するが、サ ヨは櫓と共に冬の海に転落してしまう。狂ったようにサヨの名を呼び続ける松 造。しかしサヨの姿は見つからない。海に落ちたサヨは幻想を見る。幻想の中 で松造の舟は波に弄ばれる。松造は海に飛び込み、ついに舟の真下にサヨを見 つける。家にかつぎ込まれたサヨを隣家のヨネ子が介抱する内にサヨの首に不 審な赤い斑点を見つける。医者はサヨがあまり水を飲んでいないことに首をか しげる。一方サヨは高熱にうなされながら、夏の精霊船送りを夢に見る。ツネ の初盆のようだ。サヨの目の前でツネは隆起した海から伸びた海人の白い細長 い手に海の中へと引きずり込まれた。「母さんを帰して」と叫ぶサヨ。目覚め ると松造とヨネ子が枕元にいた。そっとヨネ子の細長く白い手を盗み見るサヨ。 サヨが快方に向かうと代わりに松造が寝込んでしまう。それを聞きつけ、叔 母ツヤが来る。松造が寝込んでも、隣家が毎朝届けてくれるタコ足を食べて糊 口をしのいでいるとサヨは説明する。ツヤはサヨに婿取りを勧めた。サヨとツ ヤはお礼に立ち寄った隣家で、タコを届けているのはヨネ子ではないことを知 る。それでは誰が?、サヨはその夜眠らずにタコを届ける人にお礼を言おうと 決心する。そして真夜中、水垂れの音に目覚めたサヨが見たものは...。
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「短編」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE