短編 #0691の修正

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満月を貫き砕く 神社へ昇る階段 ｱｾﾞﾐﾁ 田圃の畦路にまみれ 竹薮が護るほんの起伏 ｽ 朽ちた両足で枕木を梳き 墜ちた英雄に胡桃を一つ割る ﾅ ﾐﾄﾞﾘ 足跡に生る翠 ｲﾆｼｴ ｹﾑ 古の星屑が鳴り煙る ﾖﾓｷﾞｶｾﾞ 蓬風の運ぶ麦わら帽子に 鳥居の影で 膝を抱えたまま 舞う ｼﾞｹｲﾚﾂ 時系列に並ぶ剥製の臭い 兎の足を首に掛け ﾜﾀ 月光に架かる虹を航海る ﾈｲﾛ 鐘の禰彩を司り 纏うもろとも 萎れゆき交う ﾊﾅ 葉菜の首飾り 拳を通し [No.45] A-Pierrot
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