短編 #0684の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
「BLACK RIST(3)」 『ある作家の苦悩』 作家:あーっ、何も書かれへんーっ。わーっ、どないしよーっ。もう、なーんも思い 浮かばへんっ! ・・・玄関のベル:ピーンポーン、ピーンポーン・・・ 作家:このくそ忙しい時に誰やねんっ! ・・・ドアノブを開ける:ガチャッ・・・ 男:ジャーーーン、ジャカジャカジャーーーン。ギュイィィン、テケテケテケ・・・ 作家:この寒い時期にアロハシャツ着てエレキ持って、あの加山雄三の「若大将シリ ーズ」を彷彿させるような身なりのお前は一体何者やっ! 男:長い説明をどうも有難う。私の名前は「スランプ」でーすッ。 作家:「スランプ」って、あの「ばば抜き」とか「ポーカー」とかっていう・・・ 男:それは「トランプ」。そうじゃなくて「スランプ」。貴方、超多忙な有名作家で しょ?そんな貴方を私が見逃す筈ないじゃないですか。 作家:ほな何かっ、何も書かれへんのは貴様のせいやな? 男:幸せだなぁ。ボカァ君と居る時が一番幸せなんだ。死ぬまで君を離さないぞ。 ・・・いいだろ? 作家:ええわけあるかいっ!やめんかっ!とっとと出て行きさらせぇっ! (・・・それ以来彼の名を目にした者は誰も居ない) 「 BLACK RIST:ある作家の苦悩」
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「短編」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE