短編 #0650の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
「くそっ どうすればよいのだ」陶芸家ができあがったばかりの壷を 叩き割った。 この陶芸家来年で三十五になる。妻はなく、当然のことながら子供も いない。他の堅い職業につこうとすれば、年を取りすぎている。企業が 望むのは二十代の若い連中だ。 陶芸もできない、何もできりゃしない。 『今』から脱却するにはどうすればいいか、陶芸家は悩み苦しんだ。 死ぬことすら考えた。夜中こっそりと14階だてのマンションまで登 っていき、そこはきらきらと瞬く星々の中で、「バカヤロー」陶芸家は 大きな声で叫んだ。 陶芸家が何かがふっと肩のこりが抜け身体が軽くなったような気がし た。これからどうなるかわからないが、わからないなりになんとかなり そうだ。 $フィン
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