短編 #0408の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
虹の頃 霙混じりに輝く陽射し… 紅にうすく映る残り雪に落日の愁い、惑う あなたに微笑む虹の橋。 清らかな夢の続きのように、緩やかに目覚めながら、契りゆけるほど 純粋な思いに焦がれて… 二十歳のあなたは、恋いを知る… 指先に搦めたままの夢が煩わしくて… いっそ抱き締めて女に変えて 仕舞いましょうか… 堕ちる陽射しの向こう側に待つ、闇のように… 獣の影に脅えるように、恋に焦がれたあなたの横顔… この手さしのべる間もなく、二十歳の内に散って仕舞うのでしょうか 恋いに焦がれて蕾は開き、花は愛に散り行く… 夢にも泣けるけれど 蒼い闇に碧い月が雪に凍えて虹を架ける。 寝乱れの夢に流されて… 白い背中に長い黒髪… 散れば恋い桜薄紅 の舞い。 朽ちれば、濡れ雪に輝く月の涙に騙された白い梅の定めに 残す未練… 瞳に恋い心移し、二十歳のあなたは、激しい夢に酔う。 砕片 春の雪は何時か雨に変わって居たね。君は傘も持たず、街の何処を 歩いているの… 何時か雨も上がって、月は大きく闇に浮かんで、心を写す丸い鏡。 覗き込めば君の心が裏側で微笑むのだろうか… もしも悲しそうに うつむいて居るのなら… 今直ぐ、夜空を翔て君の側に行きたい… 昨日までは、独りの寂しさに気付かなかったのに… ささいな事で 揺れ動く心は、微かにふれただけでも壊れて仕舞うんだね。 寂しさが心を寒くさせる… 抱き締める、君の居ない夜。 もう僕たちは、抱き合う事も無くなるのだろうか… 君の温もりを 僕は… 忘れられないのに、君は、僕の温もりを誰かの激しい熱で 忘れようとして居る… あぁ、落ちて行く雨垂れも乾いて仕舞い、氷の寒さで凍える街を、 僕は君を探すよ何処まででも… 朝の光の中で君を見つけられたら この胸に抱き締めて、もう二度と離しはしないのに、壊れた硝子が 再びもとの形には戻れないように… 愛は心に砕けて突き刺さる。 二十歳 夜露に似た思い霧に抱かれて虚ろえば… あぁ、君は切なさを心に 秘めて星を視る。 輝き時知れず、遥か悠久想いを抱き来る… あぁ、君は儚さを瞳に 宿して、抱き締めるほどに激しさを募らせる… 悲しい夢に流す、涙の輝き凍りつき… ときめきの声の僅かにも、 消えゆく幸せも忘れて… あぁ、君は激しい恋いに燃え尽きて… 寂しさに更けゆく闇、二度と抱けはしない、温もりだけを残して… 雪の影にもふと振り返る闇に旅立つ夜の静寂を… あぁ、君は、二十歳の春を待たず散って行く… 白梅 花器に息づく二部咲きの白梅の馨の端の見えぬまま、騙日和の一時 の夢、語り伝えた人の影もおぼろ… 夢の中から微笑む様に頼無い 思いすら、巡らせば時の様に儚すぎて、いっそ眠れぬ闇の中… 長い髪は黒く波打ち、白妙の袷妖しく乱れ… 浅紅く色づく胸の膨らみ… 瞳の輝きはこぼれぬ泉に深い眼差しで 静かに沈み堕ちて行く… 風に夢を託し激しい舞いを観る切なさ… 花のほころび待ち来れば、貴女からの便りと思う幻… うつむいて 微睡みの時を流され揺れる永久の旅人… 雪も乱れてさんざめき、遠い夢かと溜息は白い靄の様に君を包んで 触れもみぬ時を侘る様に、焦がれて魅せる… 聖 紫
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