短編 #0365の修正
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今日とってもきれいなものを見つけたわ 何十年も咲いたことのなかった桜の木に とってもきれいな白い花が咲いていたの 桜の木にとってもきれいな白い花びらが 風に吹かれてゆらりゆらりと舞ってたの 花びらは月の照明に一枚ずつあてられて 白く淡く光って地に降るまで舞ってたの 桜の舞はそりゃとってもきれいだったわ でもね桜よりきれいだったのは桜の下の とってもきれいな人が踊ってたことなの その人桜の花びらと同じ色の衣装を着て 桜にあわせてゆらりゆらりと舞ってたの 月の照明桜の舞台に黒い髪を振り乱して 誰もいない桜の木の下で舞っている姿は そりゃもう怖いぐらいとってもきれいで とってもきれいな桜もくすんで見えたわ 桜には罪はないのその人が哀しすぎるの とってもきれいでとっても哀しい人の舞 その人が哀しみの踊りを舞っていたから 哀しんでいた私にもその舞が分かったの 私の哀しみはとってもきれいなものでも 太陽の暖かみも月の光も届くことのない とっても寒い地に返っていく哀しみなの 私はその人の哀しみの舞を見ていたらね 春なのに地の底にいるようで寒かったの 寒くて哀しくてそれに泣きたくなったわ その人の目と私の目が混じり合った瞬間 桜の下で私が舞って私が舞を見ていたの 舞っていたのも私舞を見ていたのも私で その人の哀しみは私の哀しみだったのよ 思い出したのなぜ私は哀しんでいたのか 私は長い間桜の下で眠っていたのだって 長い間咲いたことのなかった桜の木には 咲けなかった哀しみが一杯詰まっていて 少しの手助けで哀しみの花が咲けるのよ 桜は貴方がしたことに感謝をしていたわ 私は貴方を恨んではいない許してあげる とってもきれいな桜が咲いたのですもの 貴方は私を殺して桜の下に埋めたために とってもきれいな花を咲かす事ができた 冬の間桜の木の下に埋まっていたのは私 桜に滋養を与えて桜を咲かしたのは貴方 貴方の元に戻ってきたのは貴方のために とってもきれいな桜をみせたいと思って 貴方が桜をみると喜んでくれると思って 私は寒い地の底から戻ってきたのですよ それから私は貴方にもっときれいな桜を 今年よりたくさんの哀しみの元を使って とってもきれいな桜を咲かしたいのです だから貴方も私の力になってくれますね 貴方も一緒に桜を咲かしていきましょう 逃げちゃあ駄目ですよ桜を咲かすために 貴方の滋養がとっても大事なのですから 苦しいのは一瞬だけで怖くはないですよ 苦しくない苦しくないほら息が止まった やっと貴方も私と同じになったのですね 毎年とってもきれいなものになるために 桜の下で滋養となり眠っていきましょう $フィン
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