短編 #0099の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
「螺旋階段」 『永遠へご招待します』 こう書いてあったから、それは招待状だった。ちゃんと住所も書いてある。差出人 は、当然書いてない。 −−−どうせ、『永遠』とかいうカラオケの店でも見つけて、悪友どもが俺を誘っ たに決まっている。 こういうことをしそうな悪友の名前を9人ほど思い浮かべたところで、タクシーは 目的地に着いた。もう辺りは夜の色だった。俺はグレーのコートを着て、降りた。始 終無表情だった運転手を乗せて、タクシーは戻って行った。 店はなかった。森の中にたたずむのは、古びた洋館だった。 −−−こりゃすげぇ。フランス料理店かな?よっぽどホラー好きの主人だぞ、これ は・・・ と、俺の脳裏に不吉な予感が走った。 −−−まさか、ここの代金を俺に払わせるつもりじゃないだろうな・・・ 俺の友達で、こんなたいそうな店で食えるようなふところをした奴はいない。 もしそうだったら・・・ 俺は財布の中身を調べた。 「・・・逃げよう」 ため息と一緒に、俺はドアを開けた。 ドアの閉まる音と同時に、俺は驚愕し−−−いや、唖然とした。 真っ白な、異様に広い大広間の中央に、螺旋階段が一つ。 それだけだった。 螺旋階段を目で追っていった。 天井がない・・・!これは、いったいどこまで・・・ 彼はそこで、目を止めた。 俺がいた。 グレーのコートを着て、必死の形相で、白闇の中の螺旋階段を、二段抜かしで駆け 上がっていく。 俺はあんなに必死に、何処へ行こうというんだ。あの先に、何があるんだ・・・ 俺はとっさに階段を駆け上がっていた。直感的に思った。追わなければ! 螺旋階段の先は、白と溶け合って消えていた。俺が、その中へ入っていき、消えた。 ・・・逃がすか・・・っ! そのとき、下でドアが開く音がした。俺は、そんなものに気づくはずがなかった。 必死だったからだ。 ドアの閉まる音と同時に、俺は驚愕し−−−いや、唖然とした。 真っ白な、異様に広い大広間の中央に、螺旋階段が一つ。 それだけだった。 螺旋階段を目で追っていった。 天井がない・・・!これは、いったいどこまで・・・ 彼はそこで、目を止めた。 俺がいた。
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