短編 #0037の修正
★タイトルと名前
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僕の競技生活は昭和55年まで続いている。しかし昭和52年に100mを10秒7で 走 った直後アキレス腱を傷めたことを思えば、事実上、僕の競技生活は昭和52年で終わ っ たと考えた方が正しいようだ。中学生だった、昭和42年から競技を開始した訳だから 、 僕の競技生活は10年間でしかなかった訳だ。 そういう意味で僕は未完の天才スプリンターだったような気がする。身長172cm, 体 重62kgのランナーの限界タイムはいったいいくつだったのだろう。 僕はそれを手動計時で10秒2、電気計時で10秒44ではなかったかと適当に解釈し て いる。 39歳になった今、マスターズの選手として再度陸上界に復帰することは可能だ。 しかし。「たとえ11秒5で走っていったいそれが何になると言うんだ」。 「40歳になって10秒9で走れたら」。「60歳になって12秒9で走れたら」。不 可 能かも知れないが僕はそんなロマンが好きなんだ。 もし日本にそんなスプリンターが現れたらきっと僕の闘争心もかき立てられるに違いな い それまで陸上界とは「さよなら」だ。 パソコンと出会って今年で15年になる。人間の体力というものは20歳を過ぎると急 速 に下降線を辿るがパソコンを扱える知識は未来永劫増えていく。 たとえ80歳になってもきっと「すごいパソコンおたく」がいるはずだ。 僕は幸運にも「100m10秒台の世界」を体験することができた。 それは一口で言えば「限りなく風そのものになることだ」。 そして今、僕は、パソコンが与えてくれる「異次元の世界」を体験している。 それは恐らく普通の人間が経験できる数十倍、いや数百倍の速さで動く時間の世界で人 生 を生きているに違いない。 僕はこれから先、いったいどんな世界を見るのだろうか・・・・ 続く 陸上界からの決別とパソコンとの出会い SPRINTER 僕の競技生活は昭和55年まで続いている。しかし昭和52年に100mを10秒7で 走 った直後アキレス腱を傷めたことを思えば、事実上、僕の競技生活は昭和52年で終わ っ たと考えた方が正しいようだ。中学生だった、昭和42年から競技を開始した訳だから 、 僕の競技生活は10年間でしかなかった訳だ。 そういう意味で僕は未完の天才スプリンターだったような気がする。身長172cm, 体 重62kgのランナーの限界タイムはいったいいくつだったのだろう。 僕はそれを手動計時で10秒2、電気計時で10秒44ではなかったかと適当に解釈し て いる。 39歳になった今、マスターズの選手として再度陸上界に復帰することは可能だ。 しかし。「たとえ11秒5で走っていったいそれが何になると言うんだ」。 「40歳になって10秒9で走れたら」。「60歳になって12秒9で走れたら」。不 可 能かも知れないが僕はそんなロマンが好きなんだ。 もし日本にそんなスプリンターが現れたらきっと僕の闘争心もかき立てられるに違いな い それまで陸上界とは「さよなら」だ。 パソコンと出会って今年で15年になる。人間の体力というものは20歳を過ぎると急 速 に下降線を辿るがパソコンを扱える知識は未来永劫増えていく。 たとえ80歳になってもきっと「すごいパソコンおたく」がいるはずだ。 僕は幸運にも「100m10秒台の世界」を体験することができた。 それは一口で言えば「限りなく風そのものになることだ」。 そして今、僕は、パソコンが与えてくれる「異次元の世界」を体験している。 それは恐らく普通の人間が経験できる数十倍、いや数百倍の速さで動く時間の世界で人 生 を生きているに違いない。 僕はこれから先、いったいどんな世界を見るのだろうか・・・・ 続く
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