長編 #2667の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
僕は読みかけていた週刊ジャンプを放りだすと、ベットに転がった。 おもしろくない。大好きなジャンプなのにぜんぜんおもしろくない。 理由はわかっている。 徹のせいだ。 さっきから僕たちの間で灰色の空気が流れている。 さっきとは公園で徹とあってからのことだ。 公園から帰る途中も徹は何もいわず、時折ちらちらと僕の持って紙包みを睨みつけ、 そして僕を睨みつける。 僕は二段ベットの下の段を見た。 そこに徹はいる。 家に帰ってからも徹はベッドに潜り込んで、シーツを被ったまま出てこようとしな い。 「徹、一体どうしたんだよ、何怒っているんだよ」 徹がもぞもぞと身体を動かす音がベットから聞こえる。 「徹」僕は徹の横にいってシーツを引いた。 下から徹の顔が出てきた。 目の下が赤いような気がする。 「嫌だよ」 「なにが?」 「嫌いだよ。他の女の子なんかとキスして僕見てたんだよ。孝は汚いよ。それに嘘つ きだよ。僕たちはいつまでも一緒だよって約束したじゃないか」 「あ、ごめん」僕は謝った。 「もう、いいよ」 「ごめん」僕はもう一度謝った。 「孝・・・こいよ」 「ん?」僕が孝に近づく。 「あれしようよ」 「今するの」 「うん、久し振りだろ、それにママもいないだろ、だからさ」 僕は約束を破って徹に悲しい思いをさせた埋め合わせのつもりで、徹の望みを叶え てあげることにした。 僕はカーテンを閉めた。 部屋が薄暗くなる。 そして、テイッシュの箱を僕たちの側に持ってきた。 ズボンをおろし、パンツをおろし、むきだしの僕があらわれる。 僕はこの後に起こることを想像して、少しだけ大きくなっている。 「徹、何しているんだ」僕は隣で、僕と同じ格好になろうとしている徹に向かって言 った。 「うん・・・」瞹昧な返事をする徹。 徹は僕のものを軽く触る。 弾力のある僕が押し返す。 「元気だね」くすくすと徹。 「これで何回目かな?」 「さあ」僕は何度徹とお互いの気持ちいいことをしたのは何度目か思い出そうとした が正確な数がわからなかった。 「僕たちまだこれだけしか覚えていないけど、大人ってもっといろいろなことをして いるんだって」 「うーん、僕たちまだ子供ってことなのかな」 「ねえ、徹、バレンタインって、一年に一度告白してもいい日なんだな」 「徹も知っているくせに」僕は言った。 「そうか、だったら僕も告白してもいいんだな」徹は僕の顔を見ながら言った。 「孝、僕はお前のこと好きだ」徹は僕に言った。 「僕も徹のこと好きだよ」僕も言った。 「僕が言っているのはそんなことじゃない」悩ましげに唇を噛み、僕の顔を見て言う。 「僕が言いたいのは、お前を愛しているということなんだ。お前とはもっと一緒にな りたいんだ」顔を真っ赤にして叫んだ。 衝撃的な愛の告白だった。 見た目より純情な徹は、僕にはわかる僕と徹は同じなのだから、わざわざバレンタ インデーその日を待っていたのかと思った。 ごめん徹、僕はそんな徹の気持ちも考えずに他の女の子とキスなんかして、黒い髪 の栗田さんの顔が一瞬ちらついたが首を振って栗田さんを頭の中から追い払った。 僕が黙って自分の考えに耽っているので徹は不安な面持ちで僕の顔を見ている。 くすっ、僕は笑った。 子供のようにおもちゃが買ってもらえるかどうか泣きそうな顔でいる徹が無償にい とおしくなった。 僕は両手で徹の頭を抱きかかえる。 「孝・・・・」腕の下から心配な徹の声。 「いいよ、一緒になろう」僕は、徹のプロポーズを受けることにした。 「本当にいいのかい」徹は信じられないといった面持ちで聞いた。 「ん・・・」僕は答えた。 徹は緊張しきったようすで僕に近づいてくる。 ベットの中に生れたままの僕と徹。ほんの少しどきどきする。これで僕たちは一つ になれる。 「僕たち初めてだから・・・痛かったらごめんよ」徹は僕のお尻を軽く触りながら言 った。 「平気だよ。少しぐらいの痛みなんて我慢できるよ」 徹は僕の腰を両手で優しく包みこむようにして、僕にふれる。 僕たちがどんな姿でいるのか想像すると、ママにも見せられないなと思った。 徹の毛が僕にふれ、僕のお尻に徹の先端が少しあたる。 徹のは冷たくて変な感じ。僕はくすくす笑う。 「こら動くな」徹は言った。 「だってえ、くすぐったいんだもの」 「まだ何もしていないんだぞ、動くと痛いぞ」徹は僕に言った。 僕のお尻にさきっちょを押しては、離す、押しては、離す、何度も同じ行為を繰り 返しては、うまくいかないとか孝が動くからだとかぶつぶつ独り言を言っていた徹だ けど、僕の腰にあてていた両手をお尻のつけねに持ちかえた。 「本当にいいんだな」徹は僕に念をおした。 「大人たちはしているんでしょ。僕たちもできるよ」 「そうか・・・痛いかもしれないけど」徹はそういうと両手で僕のお尻の穴の部分を 拡げた。 「く・・・」僕はうめいた。徹の先端が僕の中に入る感触があった。 徹の両手に力が入る。 押し拡げられる僕。 痛みがひどくなる。 徹が僕の中にぐいぐいと入っていく。 痛い。 たまらなかった。初めてのときは特に痛いと噂では聞いていたが、これほどのもの とは想像していなかった。 「おにいちゃーん」僕は徹に言った。 ”おにいちゃーん”それは僕が小さい頃、近所のガキ大将にいじめられて、徹に助け を呼ぶときよくいっていた言葉だ。 「おにいちゃーん」 僕は気ずかないうちに叫んでいた。 「おにいちゃーん」 僕は痛さのあまり叫んでいた。 「おにいちゃーん」 僕は徹を求めて叫んでいた。 後から孝から聞いた話だが、僕はこのときにいちゃーん、にいちゃーんと何度も叫 んでいたそうだ。そのときの僕たちの乱れようを思い浮かべるたけで赤面してしまう。 だけど、僕がいくらにいちゃーん、にいちゃーんと叫んでも、徹はそのまま行為を 続け、決して止めようとはしなかった。それどころか、僕が声をあげるたびに更に奥 へ奥へと徹は自分自身を押し込んでいった。 熱い、僕の奥の方で熱を帯びている。頭の芯まで貫くような激しい痛みと同じぐら いの激しい熱が僕の中に渦巻いている。それが徹からのものなのか、それとも僕から 湧きあがってきたものなのかわからない。 徹は腰を振る、僕の中で暴れ狂う強烈な痛みと熱から逃れようと徹の動きにあわせ て腰を振った。 だんだん徹の腰の動きが早くなる。 僕の動きも早くなる。 どっくん、どっくん、どっくん、どっくん、僕の中で徹が鳴り響く。 「たかしぃーーーー」徹は僕を抱きかかえたまま、声をあげた。 「にいちゃーーーん」僕も声をあげた。 大きな音が聞こえた。 そのとき、僕たちは果てた。 そのとき、僕は痛いのを忘れた。 そのとき、徹も腰の動きを止めていた。 大きな音はドアの方から聞こえていた。 僕はドアを見た。 徹もドアを見ていた。 ドアには決していてほしくない人が立っていた。 ママだ。僕たちの優しいママ。 いつの間に帰ってきたのだろう。僕たちは一緒になる行為に熱中しているときにお 出かけから帰ってきたのだろう。 僕たちはママが戻ってきていることに気ずかなかったのだ。 ママは戻ってくると僕たちの部屋から聞こえる大きな叫び声を心配して、見にきて くれたのだろう。 ママは廊下に立ち尽くして、これ以上大きくできないんじゃないかと思うほど目を 丸くしてぼくたちを見ていた。 「あなたたち・・・」ママの声が震えている。 僕たちは一緒になった状態でママを見ている。 「なにをしていたの」ママは小さくて、とっても優しい声で聞いた。 「ママ・・・」僕たちはうめいた。 「あなたたち・・・、なにをしていたのっ!」前半のあなたたちまで優しく、後半な にをしていたのは悲鳴に近い声だった。 「あなたたち、離れなさいっ!」そういうと僕と徹の身体をつかんで引き離す。 僕たちは2つになった。徹のが抜けると同時に一緒になっていた部分から激痛が伝 わる。 「いっ」僕は顔をしかめる。徹はどうしているかといえば、足を大きく開けベットか ら飛び出ている。僕の位置から絨毯に赤と白の液体をぽたりぽたりとしたたり落とし 続ける徹がよく見てる。 ママの目も徹のあれの方に向いていて、あれを見るママの顔は醜く歪んでいる。 「兄弟なのに、こんなことしていいと思っているのっ、後でパパに怒ってもらいます からねっ」ママはそういうとドアを思い切り閉め、1階に降りて行った。 物音をたてるものがいない、ママもぼくもいつものようにいるはずなのに、とって も静かな家の中。 今、聞こえてくるのは僕と徹の呼吸の音だけ、僕たちはただお互いの顔をみること しかできなかった。 徹がため息をついた。 さすがは徹。僕は尊敬の目で徹を見た。 なんともいえない嫌な雰囲気から抜け出すためにわざとため息をついたのだった。 ため息をきっかけにして家の中で音が蘇った。 「ごめんね」徹は僕に謝った。 「なにが」 「僕が大人になろうと言い出したために孝まで怒られちゃって」 「ううん」僕は首を振った。僕は首を振りながら、いづれは徹と行為をしている最中 にママに見つかるような気がした。それがたまたま僕たちの初めてのときだったとい うだけで、遅かれ早かれこういうことになるのじゃないかなと感じていた。 「孝、着るかい?」徹はゆっくりと脱ぎ捨てたまま部屋の隅で山となっている僕たち の服を拾い集め、僕に渡す。 「ん、ありがと」僕は服を受け取るため身体を動かした。 「いっ・・・」徹と一緒になっていたところに痛みが走った。 「大丈夫かい」徹は眉をよせて僕の顔を見る。 「うん、大丈夫、もう痛くないよ」僕は心配をかけないために徹に精一杯の笑顔で答 えた。 だけど徹には大丈夫だと言ったものの、正直なところ痛い。ずきずきと僕の奥で脈 がうち、その脈と同じリズムで痛みが走る。それにまだ徹のものが入っているような 気がしてたまらない。僕は腰をもぞもぞ動かす。 「無理しなくてもいいよ」僕がよほど痛そうな顔をしていたのだろう、徹は僕の隣に よってきて、僕から服を取り上げた。 徹の下半身はまだ僕の血と徹の液がついて濡れてままになっている。それなのに、 僕のためにそれを拭こうともせず、僕の身体を思いやって僕に服を着せてくれようと している優しい徹。 本当は僕たちは身体をシャワーで洗いにいきたいところなのだけど、下にはママが いるからママの怒った顔を思い出すと怖くて僕たちはいけない。 そして、徹は行為をする前に用意していたテッシュで丹念に僕のお尻を拭いてくれ た。 白いテッシュが薄いピンク色に変わる。
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