空中分解2 #2567の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
# 隙間を埋める # たった一つの実行形式ファイルだけで動くソフトというのは少ない。大抵は、幾つか のファイルの共同作業によって動作する。 市販のソフトウェアを見ると、気が遠くなる程に多くのファイルが連携して動作して いるのである。これだけの機能を仕上げるのには、大変な労力と時間がかかっている。 推敲と熟慮、が十分に積み重ねられて、世に出る事となる。従って、個人レベルで真似 をするというのは、通常は不可能である。 だが、人間は欲望の動物である。使用しているうちに、だんだんと、色々な点が気に なってくる。 もちろんの処、それは市販のソフトに添付されたアンケート葉書や直接の電話、雑誌 への投書などによりソフトウェアメーカーへとフィードバックされる。また、メーカー が独自に、市場のマーケッティング調査を行う場合もある。最近では、メーカー自身が ユーザーの声を吸い上げる目的で通信ネットを開設したり、商用ネットの中にボードを 設けたりしている場合もある。 しかし、ソフトウェアのバージョンアップには多大な費用と労力を必要とするために その間隔は結構長い。従って、明確なバグでも無い限り、リリース後、短期間での改訂 はあり得ない。多くのユーザーの声が実際に反映されるまでに時間がかかる、という事 がいえるであろう。 そして、販売実績が芳しく無いものの場合には、未来永劫行われない事もありうるし そのユーザーの意見が少数派である場合には取り上げられない場合もある事になる。 また、ソフトメーカーが作成していない、更には、作成しても販売量が見込めない為 に開発されない分野のソフトにも需要はある。 そこで、腕に覚えのあるユーザーは手を染める事となる。人情として、同様のニーズ を持つ他のユーザーが、再び同様の労力をかけて、全くの最初から開発するというので は忍びないので、ネット上で公開し、 「よろしかったらお使い下さい」 という事に相成るのである。 これには、昨今のハードウェアの能力向上と価格低下により、パソコンレベルでも、 相当な性能の開発環境(コンパイラ・デバッガ・他)が手軽に入手できる様になった事 も見逃せない要因としてあげられるだろう。 回線をつなげば、たくさんのユーザーがオンラインのプログラマ・ワークベンチの前 に座って、アナタの問題解決の手助けをしてくれるのだ。時空を越えた相互扶助の世界 「グローバル・ビレッジ」 が到来するのも、そう遠くの事では無いだろう(といいながら、テンパッて無かった ・・なんていうと・・ノーテンVAP・・になるかもしれないけれども・・・・(^^;))。 # 切磋琢磨 # ある個人によって開発されたオンラインソフトウェアは、当初は試用版ともいうべき ものであって、通常、1より小さいバージョン番号(例えば 0.91A)が付与される。 そして、いったんネット上にアップされるや否や、次の瞬間にはドナタかが入手され そして、各人各様に様々に異なるパソコン環境下でのテストが行われるわけである。 もちろん「バグ」もある。いわゆる「相性」というものもある。マシンの、CPUや DOSのバージョン・FEP(日本語変換プロセサ)・周辺機器など様々な要因が有り 得る。個人レベルでは、なかなかに複数の環境下にてチェックするという事は難しい。 が、ネット上で公開すれば、大変に多数のユーザーの目によるチェックがかかる。 そして、何かの不具合があれば即刻に報告される事となる。早ければ、その翌日には 何等かの対策を施されたバージョンが登場をする場合もある。実際、「日刊**」、と 比喩されるほど、連日のバージョンアップを施されているソフトもある。 全般的な傾向としては、背中のかゆい処に手を届かせる様な、ファイルサイズの小さ なユーティリティが多いけれども、その中には、市販のソフトと肩を並べる、あるいは 陵駕している、と目されるものもある。 周知の事なので、今更に名をあげる必要もないだろう。そういった事の影には、多く のユーザーの生の声や努力が生きているのである。使用にあたって対価を前提していな いとはいえ、何等かの感想を持った場合には出来るだけ、作者へのフィードバックを行 う事が使う者にとっての礼儀であろうし、開発に関与する皆様方への感謝の念を忘れて はならないだろう。 「ソフトウェアの危機」という言葉もある通り、ますます増大するソフトウェア需要 に対応して行くには、ソフトウェアメーカーだけに依存してゆくには無理がある。いわ ゆる「パッケージ・ソフト」や、それをプラットフォームとしアプリケーションを組む 「VAR:Value Added Reseller」の存在も大きいけれども、結局、エンドユーザーが 自分で汗を流して「問題解決」を図ってゆかなければならない。 仕事を持ち帰る「フロッピィ残業」をした覚えがある方も多いだろう。一人だと孤独 である。締め切りは明日だ。 「あの本 何処へ行った?」 「あの一節 どこに載っていたっけ?」 生活の明け暮れの中に、部屋のガラクタどもは、カビ・ダニ・ホコリを吸い寄せて、 喘息持ちの方には辛い代物となる。オンラインソフトはショッチュウ新しくなり、素晴 らしい機能が付加され続けている。雑誌の付録やダウンしたディスクを死蔵していても いつの間にか古くなってしまう。 「あのソフト、HDDの何処に入れたっけ?」 という感じで、持っていても、使えない事だってある。結局、必要なものだけを手元に おいて、後は捨ててしまう方が賢い。必要となれば、オンラインで調達すればよろしい のだから。 これに思い至った時、ディスクを付録につけないという某パソコン通信専門誌の見識 に感心をしてしまう私である。 各々のユーザーに適したパソコン環境整備の為に、ネット上で流通するソフトウェア をウマく活用して、来るべき未来社会のために「知的生産性」を最大限に向上してゆき たいものである。
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