空中分解2 #2543の修正
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信一は、難しい再就職の状況の中で、納得をして辞めた訳ではない帝都を完全に諦め られなかった。 第一、辞めさせられた肝心の理由が分からないままだったので、尚更 だった。 そして、もう一度公害撲滅のために働きたいと思った。 このため、昭和51年12月、当時の帝都知事の三島良一知事宛てに、信一の復職を 願う「陳情書」を書いたのだった。 信一の性格や在職中の出来事を感じたままに書き 、現在の窮状と復職への強い希望を綴ったものだった。 しかし、いくら待っても信一 のもとへは、何の便りも何の連絡も来なかった。 この当時、信一にはあんなに悪いこ とは、まだ、半信半疑と思う日もあり、事の真相など到底分からなかった。 だが、今 考えれば、その「陳情書」は完全に無力化されていたのだ。 組織ぐるみで苛められ、 辞めさせられたのだから、理由はどうにでも作れただろう。 それに異議を唱える者な どいないのだから。 かくして、信一が苦労して書いた十数ページのその「陳情書」は、日の目を見ること もなく、闇から闇へと葬り去られたのだった。
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