空中分解2 #2506の修正
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信一が異動希望調査票を提出した後、信一の人事に関する噂が飛び交った。 期待を 持たせたり、落胆させたりと。 そして、いよいよ3月が終わろうとするとき、一度は 移動できるという情報があったが、その後、事態が急変して移動できないという情報が 入った。 きっと努力は報われると前の晩確信していた信一だったが、それを知り、悲 しみと失望のどん底に突き落とされたのだった。 昭和49年4月、前年から1年遅れの新任研修があった。 どういう訳か部落差別の 話が出た。 新任研修にはまったく不似合いな話だった。 今思えば「これからお前を 差別者に仕立て揚げるぞ」という帝都の開始宣言であったのだろう。 信一に対するそ れは、もう、そのころには策略されていたのだった。 新任研修中に江口課長より電話が入り、4月23日より大気汚染課に異動という打診 があった。 もうとっくに諦め切っていた信一だったが、承諾した。 人事移動は大幅 なものだった。 あの係長は計画部に栄転し、部長級も変わった。 今思えばもしもの 場合に備えた、緊急非難だったのだろう。 これはそれほど冒険をしても意味のある行 事だったのだ。
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