空中分解2 #2366の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
影が無数に伸びる朝靄の中 大地の透ける双葉が 光粒を持ち上げる ひとつ、ふたつと数えるうちに 細いツルが伸びてくる 肩に掛かるインクと社会の匂いが 無性に恋しくなるとき 戦士ではなく冒険家でありたいと 何度唱えた呪文でさえ 吐いた白い息にはかなわない 生きた時代のせいにするより 足の裏に固まったマメに全てを任せて 血管の浮いた手で乾いた風を斬る 越えられないものはないと 蝿のくしゃみにも耳を貸し 這って造った獣道 二度と戻ることのないと思いながら 砕き掻いた血漿が 欠伸と共に片付けられていく これもよい、と妥協していくものへ 自分は違うと訴えながら ただ眺めることをやめられない 陽の当たらない半畳の庭に 芽吹いた名もない幼葉 振り上げた脚を降ろすことができないまま 枝の払った竹の棒を差してやる 二度とするまいと誓いながら [No.38] A-Pierrot (Only AWC)
メールアドレス
パスワード
※書き込みにはメールアドレスの登録が必要です。
まだアドレスを登録してない方はこちらへ
メールアドレス登録
アドレスとパスワードをブラウザに記憶させる
メッセージを削除する
「空中分解2」一覧
オプション検索
利用者登録
アドレス・ハンドル変更
TOP PAGE