空中分解2 #2360の修正
★タイトルと名前
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駅の伝言板前が俺達の約束の場所。 今日も先に来て待っているのは彼女のほうだった。 「もぉ、やっと来た!」 俺に気付いた彼女は意地悪く笑って言った。 「ごめんごめん」 つられて笑い、彼女のほうへ向かった俺の動きは一瞬とまった。 彼女が立っている場所のすぐそばにある伝言板に、見るからにふてぶてしい 兎の絵が描かれているのだ! (……あの兎は彼女が描いたのか……? いや、まさか……) 人間、1度疑うとどうしてもその考えを拭い去れないものである。 俺もそんな1人だ。 彼女が心配顔で俺の顔を覗きこむ。 「どーしたの?」 「い、いや、なんでもない」 「ふーん。ならいいけど……。ねっ、どこいこーか?」 彼女は微笑んで言った。 (可愛い顔して描く絵はあんなにふてぶてしいのか……。この二重人格が! はっ! 俺って奴はなんてことを考えてるんだ。彼女があんなものを描くわけ ないじゃないか。しかしあの絵を他人が描いたという証拠もない……) つきあって3年目。 それは彼女にいだく初めての疑惑だった……。 End.
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