空中分解2 #2082の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
男は光の位置に立ち、女は影の位置に立ち、そして暗闇を共有していた。 「あなたは迷っていらっしゃる。」女が見えない男の心に問いかけた。 「私がなにを迷うのですか?」 「善悪の彼岸です。」 「右、左。内、外。その対岸がはたして、本当にその物と対応するもので あるかです。内部の外部は、内部である可能性もあるのです。」 「あなたのいう意味は、私にも分かります。今と未来もまた、今が未来で 未来が今ということもあるのでしょう?」 「そうです。心の中に植え込まれた観念を取り去る必要があります。迷い とは中庸で、そのため、曖昧で、あまり価値のないもののように思われ がちですが、迷いの空間は無限です。」 「そうですね。3次元と言われている、この仮に現実と呼ばれているもの の中になぜ、2元的な考えが有り、そしてそれに対して多くの人々が迷 いを生ぜすに生活が出来るのか。全く違う方向へむかい向かうものが有 り、その関係を把握して生きるのが当然だと思われます。が、多くの人 々は2元的な思いに固執する。心に植え込まれた2元的なものしか理解 出来ないとは、なんとつまらない思考なのでしょう。そして、その思考 の中に自己も他者も閉じこめてしまう。とても、矛盾した自己を持って いる。」
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