空中分解2 #1975の修正
★タイトルと名前
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「私を眠らせてくれない人がいるの。」 「それは毎日のことなのか?」 「いいえ、違うわ。」朱鷺子の胸に大きな塊があり、彼女の神経を刺激 しているような、それでいてそれは全く違うところから彼女の意識に とどいて来るようでもあり、彼女を苦しめている。 「私の内面の意識がそうさせるのか、それとも全く違うものなのか、私 にも判らないの。」 「気分は?」 「徹夜の次の朝、体も神経も疲労している時があるでしょう。体はそん な時のようなのに、心には眠れないようなほどのことも無いのに、精 神の部分だけが私の気持ちを無視して何かに刺激されているような感 じなの。」 「そのとどいて来るものは?」 「最初はとても強くて大きくて、私にとっては苦しい時が多いの。でも、 同じレベルではないの。私がそれに気づいて何か反応すると、変わる ことも有るし、相手の気持ち次第なの。他の場合もあるの。その意識 のようなもの、仮に私の外部にある意識のようなものであったら、そ れは私に向けられている場合と、私個人を相手が認識して私個人に向 けられている訳ではないけど、とても強い意識じゃないかと思う場合 があるの。後者の場合は、私は傍観者のように感じているだけなのか、 それともその意識が私の意識に伝わることによって、さらに大きな意 識となろうとしているのか、私にははっきり断定は出来ないけど。 相手の意識が拡散していく、今、相手はさっきの意識とは違う意識に なっている。」 「続けるか?」 「いいえ、疲れたわ。それに馬鹿馬鹿しい、思い過ごしかもしれないも の。」
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