空中分解2 #1965の修正
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「私は特定の人に対して、特定の意識は持たないわ。いいえ、持た ない自分を欲しいと思っているの。でも、だめなの。生活はそれ を私に強制している。これが生きているということなのかしら?」 「君がそう思っているなら、君の現実の中ではそうなのかもしれな い。」 「あなたの現実は?」 「僕の現実は、君に対して特定の意識を持っていないということだ。」 「だから私はあなたが好きなんだわ。」 「それは特定の意識の部類に入ると思うが、」 「そう? でも、私は誰も嫌いな人はいないわ。ただ、心が苦しいと 感じる人はいるわ。だから、それは私の現実では特定の意識には入 らないような気がするけど。」 「それが一番の問題かもしれないな。ある意味でとても危険な感じを 受けるものだ。誰にも属さない、誰も受け入れない得体の知れない 人間だろう?」 「あなたはいい人だわ、きっと。」
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