空中分解2 #1839の修正
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★内容(1行全角40字未満、500行まで)
JALロサンゼルス行き125便には、海野、砂堂、ジョドー、クーパー、クリス チーネ、ムオーキ・アージョ、神林とこれまでのメインキャストが全員乗っている。 ここでこの飛行機を墜落させれば物語は唐突に終わってしまう。その際は「ブッシュ 大統領殺人事件/大霊界編」となる構想だったのだが、誰も墜落させなかったので飛 行機は無事にロサンゼルス空港に着いてしまった。 マイケル・スチンバーグは空港のロビーまで海野を追ってきた。しつこくモデルに なるように誘っていたが、海野はブッシュを殺して手に入る報酬に魅了されていたの で、乗り気にはならなかった。ジョドーは海野の多重人格を殺人計画に利用しようと もくろんでいたので、海野を離脱させるわけにはいかなかった。砂堂も見知らぬ外国 で日本人のパートナーを失うのは心細かった。スチンバーグはジョドーと砂堂に両脇 をガードされた海野の上着のポケットに名刺をねじ込むと、「気が変わったら連絡し てくださいね」と言い残して去っていった。 「これからどこへ行くのですか?」 砂堂はジョドーに聞いた。彼女は「ブラック・ ジャンプのロサンゼルス支部から迎えが来ている筈よ」と言うと、誰かを捜すように 辺りを見回した。2、3分して髪を後ろに束ねた東洋人の男が近づいてきた。彼はジ ョドーに微笑んで何か言うと、日本人2人にもついてくるように合図をして、玄関の ほうへ歩いていった。そして4人は玄関前に停まっていたキャデラックに乗り込み、 車は砂ぼこりを立ててどこかへ走り去っていった。 その様子を空港のカウンターの陰から見ていたクーパーは、フードを被ったクリス チーネが周囲の人達の好奇の視線を集めているのが気になっていた。「おまえ、これ からずっと付いてくるのか?」「当然よぉ。ここまできたらもう離れないわ。ねぇ、 どうするの? あいつらの後を追うの?」「いや、車のナンバーを控えたので警察に 照会してもらう。その間メシにしよう。しかし機内食というのは相変わらずマズイも んだ」 20人ほどのビジネスマン風の日本人の男たちの集団の中に、神林平介がいた。彼 らは何人かのアメリカ人たちの出迎えを受け、お互いにさかんに握手をかわした。P RESSの腕章をつけた男が2人、彼らの周囲で何度もフラッシュを焚いた。神林は 胸に「KAMIBAYASHI」の名札をつけると、日本から付き添ってきた男に言 った。「さぁこれから戦争だぞ。ところで、こちらにいい病院はないか捜してくれ」 125便から降りた乗客の最後にムオーキ・アージョがいた。男はゲートを出ると 国内便のカウンターに行き、黙ったままカバンから手帳を出し開いて見せた。カウン ターの中の職員はそれを覗きこむと、横にあるコンピューターの端末を操作した。そ して機械の口から出てきたチケットを取ってアージョに渡した。アージョは無言でそ れを受け取り国内便の搭乗口のほうへ歩いていった。ここで彼のいでたちを描写して おく必要を感じるが、なかなかイメージが湧かない・・。 (続く)
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