空中分解2 #1793の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
喫茶店「アジト」に到着すると、ジョドーは二人に用件を伝えた。 「てっとり早く用件を言うわ。ブッシュを暗殺して欲しいの。」 「えっ?」 「どんな手段を使ってもかまわない。ブッシュを殺すのよ」 海野はつい最近遭遇した例の事件を思いだした。 大統領はヘリからパラシュートもつけずに、まるで猫のように地面に着地した。 噂では、ブッシュを狙うヒットマンは大抵悲惨な最後を迎えると言う。 そんな怪物を殺せと言うのか。 砂堂は言った。 「危険すぎる。俺は、確実に殺せるヤツじゃないといやだな」 「確かに難しい注文だけど、あなたたちほどの腕前なら、きっと出来るわ。『ブラック・ジャンプ』も全面的に協力する。報酬は無限大。一生遊んで暮らせるわよ」 「……ふーむ。そいつは悪くない。考えさせてくれないか。」 この時、じっと話に聞き入っているあやしげな集団がいた。 さっきの店から尾行してきたようだ。 ヒソヒソ話で彼らは言い合う。 「こ……こいつはネタになるぜ……」 「ウムウム。またとない事件じゃ。逃す手は無い」 「追跡だ、追跡だ。ぴろさん、京都に帰るのは延長しなさい。こんな面白そうな事件を目の前にして家に帰るのはいけない」 「そうかもしれんな。でも私、目が痛くてしょうがないんですけど。」 「ええい、私が治す」 医者らしき一人の男がメスを取り出し、ぴろきちと呼ばれる男の目をグリグリとえぐり出した。 「グワー、痛い!」 「いや、痛くない!ほら、もう片目を取ったから痛みは消えたはずだよ」 「おおっ、本当だ。もうすっかり治ってしまったようだ」 「はっはっは。すごいだろ。」 突然、機関銃を持った警察隊が喫茶店「アジト」に乱入してきた。 「FBI捜査官、サム・クーパーである!」 「やばい、もうかぎつけやがった!」海野は叫んだ。 と同時に、思わず彼は胸に隠していたショットガンを取り出し、集団に向かって乱射した。 砂堂もまた、胸から「パイナップル」を取り出して投げつけた。 ドカーン。大音響が響き、喫茶店は戦場と化した。 「奴らを逃がすな!撃て撃て!」 すぐにおかえしの銃弾が飛んできたが、すでに3人の姿はそこには無かった。 「ギャー!」 「痛い痛い、助けてくれー」 「ぐうー、無念!『大型シリーズ』もこれで終わりか……」 硝煙が晴れると、そこには「わけのわからない集団」の変わりはてた姿があった。 サム・クーパーはつぶやいた。 「くそ、奴らが銃を持っているとは。最近、勘が鈍って来てるな。こいつはまずいぜ… …。」 自分の予知能力が鈍ってきたのではないか。クーパーはそう思った。 「犠牲者たちは病院に運ぶように。」 クーパーは、かわりはてた喫茶店でコーヒーを注文した。 コーヒーをすすりながら、彼は犯人の行動に思いをめぐらせた。 「奴ら、今度は何処に現れるんだ!?……ところでこのコーヒー、こいつはうまい!」 (続く。)
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