空中分解2 #1765の修正
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ヘリは街路に沿ってしだいに高度を下げてきた。猛烈な爆音が街路樹の葉を震わせ、 機体の影は路面に黒いシミの様に広がり、それはみるみる大きくなっていった。青空 の中に黒煙が蛇の様にのたうち、ヘリが進んだ方向へ伸びていった。日曜日の昼下が りの歩行者天国はパニックになった。悲鳴をあげて道沿いのビルに逃げ込んだ人達も その場にしゃがみこんだ人達も、みな爆音に耳をふさぎ頭を抱えこんだ。 「墜落するぞ!」 誰かが叫んだ。ヘリを追いかけて走っていた海野はパティを突き倒し、その上に覆い 被さった。ひときわ大きな爆音が響いて地面が激しく揺れた。海野が顔を上げると、 ヘリが向かっていった先にキノコ雲のような黒煙が立ち上っていた。 「落ちたらしいっ! たいへんだ」 2人は飛びおきて思わず黒煙の方へ走った。周りの人たちもみんな同じ方向へに走っ ていた。背後でけたたましいサイレンの音がした。パトカーや消防車だろう。しかし 振り向く者はいなかった。誰もが墜落の現場へ一目散に駆けていった。 ヘリの機体が眼に入った時、パティは絶叫した。 「Oh My God! プレジデント ノ ヘリコプター ヨ!」 (続く)
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