空中分解2 #1726の修正
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3 いんたあみっしょん あまり大きくはない街に、小さな古い異界があった。 美しくも恐ろしい女主人とともに悠久の時を経たその小世界も、運命の輪から完全に解き放たれたわけではない。 この小さき異界、時忘れの桜の館を再び人の子の定めと結びつけたのは廻と真文理。桜屋敷の乙姫、主たる桜姫の双子の妹、の子供達である。 双子と聖は桜姫、夕夏にタコモドキの一件を説明するため、桜屋敷の居間に入って来た 雪姫はすでに年齢不詳の美少女の膝の上で丸まっている。 「全員そろったわね」 年齢不詳の美少女、夕夏の一言に真文理たちが震え上がった。 「あの……、あれは不幸な事故で……」 聖がしどろもどろになりながらも弁明を始める。 「外から干渉があったみたいだから、今回は不問にします」 いきなり、真文理たちの顔が明るくなる。 「ただし、後始末はちゃんとしておきなさいよ」 「後始末って……」 「もう一つ封印がふきとんだのよ、沖の方で」 夕夏があっさりと事実を告げる。 「封印てやっぱりタコモドキ」 廻が夕夏に確認する。 「そう」 夕夏はこともなげにうなづく。 「今度のはかなり成長してるから、骨があるわよ」 「うぇーっ」 一同、心底からの心の叫びであった。 「聖君、もう一本あまってるけど使ってみない」 夕夏がにっこりと微笑みながら聖に話しかける。 「どんな剣ですか」 聖が身を乗り出して尋ねる。 「召嵐剣っていうのよ。真文理ちゃんも廻君も、どーゆうわけか使いたがらないの」 「パス」 隣で廻が喚く。 「廻君には聞いてないわよ」 「聖君、使うんなら当然絶交よ」 真文理が青ざめながら宣言する。 「使わないよ」 そうは言うものの、聖は本当に残念そうであった。 「そう、残念ねぇ」 「じゃ、出発しましょうか」 「先立つ物、ある」 黙り込んでいた廻が、真文理に確認する。 「大丈夫、まかしとけって」 聖がそちらの方面での行動の自由を保証する。 「じゃ、混沌の邪神と対決しに行きましょうか」 聖は真文理の皮肉な微笑の内に不可解な決意をかいま見た。
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