空中分解2 #1613の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
ある男のスト−リ− M男は大阪の大手製薬会社の研究所につとめている39才の独身サラリ−マ ンであった。彼の一日は早く朝5時にスタ−トする。やや濃いめのコ−ヒ−で 眠気を醒ましつつ彼の好きなポピュラ−ソング...ただしそれはいまはやり のトレンディ−なものでなく1960年代前後、彼が小学生か中学生の頃にそ の頃はやりのラジオ電話リクエストで何度も聞いた彼自身のスタンダ−ドナン バ−であった。 この世の果てまで−The end of the world, ジョニィ−エンジェル−Johny Angel, ケ・セラ・セラ−Que sera sera(What will be will be)それにもう一つ、テルスタ−−Telstar...これらが彼のベスト4ということになる。 メロディ−ラインだけのテルスタ−を除くと全て女性シンガ−というのは偶然 そうなのかどうかM男にも良くわからないのであるが、ただ少なくとも彼は心 の深い部分で子供の頃のあの時代5才違いの姉の読んでいた「映画の友」で見 たアメリカ女優の姿が彼の女性像の理想をイマジネ−ションの世界とはいえか たちづくっていることを認識していた。しかし彼の好みの女優はいかにも欧米 的な美意識の象徴のような世間で言うビッグスタ−ではなかった。かといって あまりのフラッパ−も好みでなかった。一口に言うとシンプルビュ−ティ−と いうことになろうか純朴にして清廉で心の温かさがその人柄に感じられる人、 そしてそれらを知性の衣で優しくおおっている人・・・彼はいくら映画の上で の印象と言ってもその映像からある程度その人の人柄は類推できるし、とても 演技でカバ−出来るものではないとの強い信念を持っていた。いやむしろその 人本来のキャラクタ−が核となってそこに人為的な演技が加わることによりそ の人固有の演技者としての存在ができあがってくるものと考えていた。 M男は自分自身が人並はずれて知的好奇心が旺盛であることは、自分でも承 知していた。 (以下続く)。 ID:BTH78797
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