空中分解2 #1523の修正
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神話ってのは実にキチガイじみていて、読んでいると思わず笑ってしまうものがある。かつては神聖なるオハナシだったんだろうけど、今ではギャグ以外のなにものでもない です。へたなギャグ小説では太刀打ち出来ない何かが、神話にはある。 要するに、クレイジーなところが面白いのだろうと思うのです。 これは見習うべきかも。しかし、そんなものを見習うと本当にクレイジーになってしま うかもしれない……。 古代のエジプトにも神話があったんですが、妙に面白い記述があります。古代エジプト には、九人の神(エネアド)、太陽神やらセトやらホルスやらと言った神が出て来ます が、この神たちがまたスケベーで、よーわからんやつらなのですね。チェスター・ビー ティー・パピルスと言うテキストにはこんな記述があるそうです。 セトとホルスの二人がベッドに潜り込んで、セトは陰茎を硬くする。(いかんなー、 またこの路線だよ……。)ホルスは両手を腰の間に置き、セトの精子を捕らえた。(捕 らえたっつーてもべとべとしそうだがなー、ああー下品だなあ俺も。) それからホルスは、母イシスのところへ行って語った。(ん?よくわからない) 「おおイシスよ、わが母よ、ここへ来て下さい!セトが何をしたか見て下さい」 セトの精子を見たイシスは、ナイフを手に取って、ホルスの手を叫びながら切り落とし て、水中に投げ捨てます。 「ギャーっ」と叫んでホルスくんの手をナイフで切り落とすとは、しかも水の中に捨て てしまうとは、イシスってなんてやつなんだろ!彼女はそのあと別の同じ手をホルスに 作ってやるのですが、このあとが、さらに解らない。 彼女は甘い香りの香油を手にして、それをホルスの陰茎にべたべたと塗り付け、精子 を壷の中に放出させる。イシスは、そのホルスの精子をレタスの上にかけ(ドレッシン グか!?それにしても、とんでもない発想だなあ)、セトはそのレタスを食べた。 彼はホルスの精子によって妊娠した(精子を食って妊娠すんのか!さすが神は偉大だなーっ) はあーっ、もう疲れた。このあとも、精子がしゃべり出したり(「私は神聖なる流出物 であります」なんて言う)するのですが、もう全部は書きません。気力が無くなった… …。このような発想のブッ飛び感覚、なんとなく面白くありませんか?わたしゃ好きだ なー。 このような話は、リーセ・マニケ著、酒井傳六氏訳「古代エジプトの性」(法政大学出 版局)に出ています。興味のある人はどうぞ、って言っても私は頭がクラクラしてしま いましたけどね。
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