空中分解2 #1420の修正
★タイトルと名前
★内容(1行全角40字未満、500行まで)
プッシュ・プッシュ 「いえ、いいんです。わたしも悪かったんですから−−−。気になさらないでくだ さい、裾を少し濡らしただけですから....。」 と、内気なのだろうか、うつ向き加減にいう。でも、今どきの権利ばかり主張する 女ヤクザが多い中、俺は可愛い女だと思った。年は27才前後だろうか、化粧も薄い し、メガネも掛けている。今どきコンタクトが常識の時代に...。感じとしては、 「名取ゆう子」を細くしたようなおねえさんぽい感じの女だ。指に目をやったが、指輪 はしていなかった。この年まで、この女は独身なのだろうか?それに今日は独りで来た のだろうかと、俺の頭脳は急に忙しくなった。そして、楽しみができた。 先ほど頼んだワインが運ばれてきたので、そのワインは女に渡し、もう一杯注文し た。2人で立ちながら、ワインを片手に先ほどの失態を機にいろいろと話しかけた。 女は話しによると、ピアノの先生で幼少のころより、ピアノを習い、音大を卒業し ているとのこと。職業上、職場に男性がおらず、婚期を逃したようだ。今日は俺と一緒 で、独りで格調高いクラシックを鑑賞しに来たらしい。(まぁ、俺の場合はしかたなく だが。) まあ、そうこう話しているうちに次ぎの演奏時間が始まる。後、3分後にまた息の 詰まりそうなクラシックを聞かなければならなかった。俺は隣の席が空いているのを 思い出し、半ば強引に女を誘った。女は俺のプッシュに負け、化粧を直してから席 に着くという。俺は女を待った。演奏が始まってから、少したち女は席についた。 映画なら、アベック同士ペチャクチャできるのだか、クラシックでペチャクチャやると まわりのひんしゅくを買う怖れがあるので、俺は演奏が終わるのをかたずを飲んで待っ た。モ−ツアルトなど、もうどうでもよかった。早く終わって欲しいと願った。 やっと、演奏が終わったが、観客の拍手の渦のなか、指揮者は楽屋口とステ−ジをな んと、10回近く往復した。(こんなの始めて!)そして、アンコ−ルで、「モルダウ」と、チャイコフスキ−の「行進曲」をよせばいいのに2曲もやった。俺は9時を回って いるので、早く終わってほしかった。コンサ−トから開放されたのは9時15分ころ だった。俺はとりあえず女と外に出た。 「先ほどのおわびに食事でも」 と、俺は切り出し、彼女の顔を見る。「あ!」と俺は彼女が眼鏡をしていないのに 気ずいた。テイ−・ラウンジでは確かに眼鏡をしていたはずだったが−−−、それに 化粧も若干濃くなっていた。(俺はこの女、脈ありだなと、内心、呟いた。) 眼鏡をはずした彼女の顔はやはり、「名取ゆう子」ぽい顔だった。でも、肢体はもっ とずっと細身だ。でも、ガリガリでもなさそうだが...。(女は外見だとわかんないど...。けっこう、裸になるとグラマ−だったりして...キャ) 「そうですね。わたしもこんな時間に独りでは、ちょっと−−−。」 そお、うつ向き加減に小さい声で話す彼女。こんな内気な性格な女では、過去にきっ と男もいなかったのだろうと想像する。(「処女なの?」と、内心、呟く。) 「この近くにメトロポリタン・ホテルがあるんですが...」 と、いうと、彼女、一瞬、目をパチパチ。失言だった。俺は言葉を続けた。 「ホテルの1Fにフランス料理のお店があるんですよ。そこに行きませんか?」 と、俺は釣り上げた魚に逃げられてはいけないと思い、少し焦りながら早口に喋った。 フランス料理で釣って、ホテルに直行なんてことはないな。でも、酒が入ればこの 内気な女も大胆にも、男に体を開き−−−と、あらぬ想像をたくましくするポロリ であった。(今日は押しまくるぞ!プッシュ・プッシュ!)
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